2020年12月30日(水)

買い出しや居室の窓拭きに整理整頓が片付き、ことしの掃除もひとまず終わった。その勢いで『ランドシャーク/丘ジョーズの逆襲』を観た。のっけのビーチから映像も物語も雑で、それは終始一貫していた。陸を泳ぐサメが主題のはずなのに、その直接の映像は全く出てこない。映るサメもなんか雑なのだけれど、サメ映画は適当さが持ち味らしいから……。サメの血清とはなにか、白兵戦で初めて役に立つレーダー、意図不明な坑道のパートなど、多くの謎が明らかにされないまま物語は加速していく。持っていかれるにしてもその部位はただ下品でございました。雰囲気で説得されそうになるけれど、あの山荘が最終決戦の場という必然は別にないのだよな。そしてそのまま、物語は特に着地点を見いださないまま緊張感のあるスタッフロールへと持ち込まれた。終盤のサメ人間が相対的にリアルだったので、もうそのへんがオチでいいです。

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