2023年10月31日(火)

きょうも午前中は就労支援のプログラムを受講。寝不足で、課題に集中し始めるまでは頭がふらふらしてしんどかった。なんだか学生みたいなことをしている気がした。それでもちゃんとこなせたからえらい。夜になり、また木星へカメラを向けてみた。なんとはなしに予想してはいたものの、四大衛星の位置がおとといとは異なっており、びっくり。今夜のは三つに見え、そのひとつはおとといとは反対側で光ってる。不変のはずの星々を覗き込むとこんなに位置を変えるものがある、というのを初めに発見したとしたら、毎晩夢中になりそうな気がするよ。それはさておき、今朝みたいにふらふらになりたくはないから、日付が変わる前にお布団へいこう。昨晩もいまくらいにはそうしていた気がする……。

2023年10月30日(月)

午前中は就労支援のプログラムを受け、食材の買い物などして帰宅。それから洗濯や夕餉のスープつくり、あとかばんにコーヒーの染みがついたのを念入りに洗って乾かした。もっといろいろタスクを詰め込めるでしょと意地の悪い発想が浮かぶけれど、できることをやってあとは休めばよいよ。十一月からは(十月がもう助走期間だったけれど)スケジュールに沿って人々の中で行動するから、気力体力の管理も必要。この話はオフラインでの関わりについてだけれど、つくづく思う、そのひとのそれが疾患や特性や不幸な成り行きといったものから放たれているとして、こちらの心をすり減らしてまで付き合いたい? 黙って離れたらいいだけなんじゃない? 愛想の尽きた人たちだけれど傷つけたくないなで際限なく消耗する暇があるなら、そろそろ自分の人生に集中したら? いい人ぶって身動き取れなくなってない? 潮時、という言葉が何度も脳裏に浮かぶ。同時に、ネガティブ・ケイパビリティという最近仕入れた概念も。たとえば二つの選択肢を用意してしまうとして(用意せず抱えるという別の選択肢がありうる)、もし片方を満たすことにしたのなら、そのあとではありえたもう片方も満たしてみたくなるもので、ただそれは無理筋。自分の選択に納得と責任を持つには、正解はなく、そのときどきでの最善があったと腑に落ちることなのでは。常々ぐるぐる考えていることではあるものの、こういうことをばたばた書き出す夜はある種の心地よさはありつつもとくに実りもないもので、はやいとこお布団へ行くのがいちばんしあわせだ。元気なときに判断をしたら、は、元気なときにはどうでもよくて考えもしないのだよね。だから、どうでもよいことにリソースを費やしてしまっている状態。意思だの決意なんて精神論はフィジカルでのしてやるのがよい。答え、よく眠り軽く運動をして元気にいよう。眠ろ。

きのうからずっとこの歌を聴きながら「愛が憎しみになったりすべてを笑える日がきたり 月日が流れると気持ちもいくらでも変わっていくから すべて嘘だといわないで」の歌詞がリフレインしている。

2023年10月29日(日)

日中はのんびり過ごした日。しばらく前に新調したタムロンの70-180mmなら木星のガリレオ衛星も撮れるのではと思っていたのを、きょうもよい星月夜だからと試してみた。テレ端で木星にピントを合わせるうち、三脚へ取り付けたカメラ背面のライブビューに光の点が複数現れ、その時点でびっくり。手持ちの機材でガリレオ衛星見えるんだ……。条件を変えながら何枚も撮り、Lightroomで編集をしたものが以下。17世紀の天文学者が見たものと同じものを自分も見ていると思うとよい気持ちがするね。思い立ってから機材やソフトを弄り終えるまであっというまに時間が過ぎて日付も越えてしまったけれど、初めてにしては嬉しい収穫。

月を単体で撮ろうとしていたとき、鳥の黒いシルエットがそこを横切ったのにもびっくりした。レイチェル・カーソンの『センス・オブ・ワンダー』に、子供たちと夜の渡り鳥観察をする際のおすすめの楽しみとして挙げられていたシチュエーション。星撮りをしているときにまさか自分で体験するとは思っていなかったから、ふいうちでわくわくしてきてしまった。でも、あす朝は就労支援事業所でのプログラムがあって忙しいのだよね。ひとまず眠ろう。

2023年10月27日(金)

くだもの市場や複数の道の駅などの産直巡りをした。いつものような予定をこなすための移動ではない、そのとき目に入る風景や風のにおいを楽しみながらの移動は、久しぶりに味わう気がする……なんて思う日だった。お昼にお店へ入って食べた煮干ししょう油ラーメンもおいしかったこと。近場にアテモヤを栽培している農家さんがあるらしく、三カ所の直売所でそれを見かけ、もの珍しさに購入。さっき夕餉の鍋のあとに食したのだけれど、トロピカルな甘さと香りを持つおいしいくだものだった。心が潤うのは探索のための彷徨だなあと思うような、よい一日。

2023年10月25日(水)

今後の計画とそれに付随する確認を含めた契約をした。自宅でという話だったのを自分がNPOさんのところでと勘違いしたため行き違いになってしまい、相談支援員さんに余計なご足労をお掛けしてしまった。かなりな数の印を押したりもしつつ無事に契約の書類作成は済み、これで来月から就労支援事業所を本格的に利用できる。これから一年~一年半くらいで就職へこぎ着ける段取りへ入ったわけで、生活もいろいろ変わっていくんだろうね。そうだとしても、とりあえず自分が考える未来はこのままこちら。予定の間を縫って何もない日がいくらかあるから、よく休んで体力を温存しておくのがもっかの自分のすべきこと。ねよねよ。

2023年10月24日(火)

朝からきのうの疲れを持ち越したまま就労支援事業所へ向かい、ひとまず来月の出欠予定表の書類だけスタッフさんへ渡した。そういうときは電話してくれたらいいですよ~と言ってもらえたのがありがたい。なんとなく、こうした手続きが相手のスケジュール通りに運ばないと相手方も困るのでは、と思っていたのだった。そこまで思い詰めるものでもないんだろう。じぶん真面目すぎ。よろよろと帰って休むうちに体調は回復してきたようでひと安心だよ。日付を越えてもうきょうは午後からまた面談があり、相談支援員さんが立ててくださった今後の大まかな予定と目標に対し、契約という作業がある。さっきまで創作メモの書き出しをして時が過ぎていたのだけれど、もうすこししたら眠ろう。

2023年10月22日(日)

前日からの夜中は石油ストーブのぬくさに、めずらしく床で寝落ちしてた。未明に目が覚め外のようすを覗うと星空が綺麗で、それならオリオン座流星群をみてみようかと、コートの内側にぬいを抱いてベランダ観望。新聞配達のかたの原付が聞こえる三時半から、夜が明け始める五時くらいまでに、ベランダからの広くはない空ではあったけれど、5つくらい星が流れるのを見ることができた。夜明けのダイナミックさも、物静かな星空の安らぎもよいね。それから眠り込み、夕近くになって母とホームセンターなどで日用品や灯油の買い物を済ませた。夜更かしがたたったのかめまいがするほどふらふらするなかの買い物で、帰ってきてから再び倒れるようにお布団で眠り込み、目が覚めたのはとっぷりと日が暮れたころ。これだと睡眠のサイクルが狂ってしまうな、日付を越えたもうきょうは回復に充てられる日だからよいけれどさ。ホームセンターで買ってきたいちじくの’ロングドゥート'(バナーネとも)は根が活着するうちに植え付けてあげないとね。定期便を頼んだホッピンガレージからは見たこともないビールがあれこれ届いており、冷凍庫できんっきんに冷やしたのを鍋つつきながら味わった。充実していますこと。それからいまも窓を開けたまま、ランプの明かりでぼんやり過ごしているけれど、今夜も遠くの物音まで届く、枯葉が落ちれば聞こえそうなほど静かな夜。これ書いたら創作メモの書き出しでもしよう。書き味よいクリーム色をしたミドリのMD用紙にA4用のルーズリーフ用ホールをばちばち開けて、そこへホルダー鉛筆の太い線で思いついたことをぐいぐい書き出すのがたのしい。