2026年8月15日(土)

しんどさもありつつゆっくり。夜になり近場の花火大会を見に出かけた。見晴らしのよい田んぼが広がるあぜ道のあたりに車を止めて、そこから。お祭り会場の賑わい目当てではないからわりと適当で気まま。いまふと検索してみると、この地域でカウンセリングを受け付けているところがひとつ、すぐ近場にあった。それとは別に各自治体が提供している相談室もあるのね。ほか、オンラインでとなると地域に縛られないため選択肢は多い様子。こういうのって人柄の相性とどんな療法を得意とするかだろうから、とりあえず気になるところから渉猟して合うひとを探す、というのが筋道であろ。この地域だと選択肢は限られるとはいえ、まずはオンラインより対面の方を希望したいところ。ひとの放つ雰囲気って言葉や表情やしぐさと並ぶ非言語コミュニケーションの独立軸なので、そこは見たいんだよね。電話よりオンライン対面の方が表情という言語が増えるのと同じ。カウンセラーは前々から探す必要があると感じていたから腰を上げる頃合い。いまの状況はきついけれど、自他境界を引き癒着をはがし、傷を手当てして癒やすことでレジリエンスを育てるチャンスでもある。これまでひとりで本を読んで知識はそれなりに仕入れているわけだから、資格を持った専門家に適切に支えてもらってブーストかければ、きっと目に見える変化は招けるはず。それはそれとして、しんどいとここで言っているこの状況でなにがしんどいのか、自身のこころをじっと見つめてみると、不安はこれ、怒りはこれ、許せなさはこれというふうにとりあえずの分類はでき、名前がつけばそれなりの手当てにはなる。のだけれど、このゆらゆら揺れて波立つこころをじっと見つめてみる、その感情をよく味わってみるという行為自体が、こころを鎮めるのだよね。もしかしたら、こころはそれ自身がどう感じているかより、こちらにまっすぐ見つめてほしいのかもしれない。なぜかというに、このこころは見つめてもらえないことをしんどいと感じているからなのだな。きょうはここまで。すこし楽になれた。

2026年8月13日(木)

ギャラリーのSさんとしばし話して、案内はがきの修正箇所や雑談など。「ほかのひとはなかなかそうはいかないけれど、あなたは九州とかセルフビルドとか言ってるでしょ」。じぶんはこの疾患持ちな立場の者としては行動力やバイタリティがあるらしい。個人的にはどうしても健常者と比べてしまうから不足を感じているんだけれどね。Sさんは広いギャラリーによく響く心地よい音楽を流してくださり、淹れたての珈琲もいただき、居心地よくしてくださった。帰りはあたりを一、二時間ほど車で探索して、どんな土地があるかを探した。要件は田んぼがすぐ近くにあること、ほかの住宅から少なくとも一件ぶん以上空きがあり離れていること、ほかの住宅から木々による目隠しがあるかこちらの様子がうかがえないくらいの位置や角度か距離があること、日当たりを確保できること、でも林地も近くにあり、幹線道路や鉄道の音が夜に聞こえてこない距離であること、なるべく郊外や田舎であること、でも熊が出る可能性のあるあたりはいかがなものかということ、欲を言えば田んぼや畑など平らな場所が広がっていて空を見渡しやすい環境に近いこと。かいつまんでいうと、かえるの声と葉擦れが聞こえて静かで他人を気にせず庭いじりに適していること。林縁かつ田園の端が狙いどころ。探すと意外なほど、雑木林の中にまばらに広がる分譲地がひっそりと多く、ならばそこでは上水道と地盤の問題はクリアしているのだろうと思った。自治会を組んで地下水を汲み上げるポンプ小屋を設置しているのかもしれない。道路沿いからとはいえかなり奥まった砂利道の先にも家々があったりして、上水道管はわりと思い切って引き込めるのかなとも感じた。このあたりの地理からすると、標高の下側から順に、田園地帯の広がる平野部、駅を中心とした市街地/住宅地、標高の増す郊外はもろこし畑と雑木林と畜産酪農、というふうに遷移していて、その境目な市街のあたりを高速・幹線道路・鉄道が貫いてる。畜産や酪農は近場にあると風向きでにおいが届くから留意点かな。市街辺縁から思いきり離れて探すか、標高が上のほうで田んぼを目印に探すか。田んぼを探すとき、Googleマップの航空写真図は比較的手っ取り早くて便利。こういうのは不動産屋と仲良くなるのと、個人的なつてを頼るのと、両方だね。読んだ本だと、八方手を尽くして諦めかけた先に決め手となる物件がぽろっと出てくるもので、そうしたのは地元の人づてだったりするとか。しつこさが大切そうね。うちへ帰ってきてからは修正を済ませた案内はがき250部をオフセット印刷で注文に出した。しんどいから早めにおふとんへ。重大なことほどさらっと書いてる。しんどかったよ。

2026年8月12日(水)

プロフィールカードもできたためギャラリーのSさんへ連絡し、あす見てもらうことに。ほか確認の電話など。買いものへ出かけたついでにはんこ屋さんで印鑑を二本注文した。それからホームセンターなど回って帰宅。ほんとしんどい。

2026年8月11日(火)

ポストカード10種類+新たな2種類のデータを作り、印刷所へデータ入稿した。うち5種類はすでに調整の必要もないから1000枚ずつ刷るという踏み出しかた。昨年末に初めて各150枚ずつ刷ったのはそろそろなくなってきており、だいたいは売れたのではなく名刺代わりに配っていた結果なのだけれど、それでも各150枚なら一年あれば捌けることは捌けるのだなと思っての判断。オフセット印刷はベースが高くつく代わりに紙の枚数はそれほど価格に影響しないから、可能なら一度に多く刷っておいたほうが1枚あたりのコストは下がる。初回時に150円/枚くらいだったのが、今回1000枚ずつ刷ったものは15.7円/枚。ほか調整があった7種はまた150枚ずつの注文で、こちらは現物を見てさらに調整がいるかどうか判断する予定。なんとはなしに思う、1000枚て。そんなに気長に回収するつもり? いやまあ、じぶんにとっての商品を割安で大量に仕入れるというか。なんでだろうね。一枚差し上げようとしたらぜんぶほしい、おいくらですか、みたいに申し出てくださった方のことや、ふとした弾みでお買い上げいただいた方のこととか、そうした方々との経験がたぶんベースにある。お金を出してでも魅力を感じて買ってくださる方がいるという、もしかしたらものすごく心強い安心基地かもしれないような認識を持てた。ほか、こちらがしていることをひとに受け取ってもらいやすい、自己紹介しやすいかたちにできた、そうしたじぶん固有の方法がひとつ見つかったというのもある。ひとまず未明だし、このへんで。気分はあいかわらずしんどいため、夜は回復手段である散歩と長湯をした。大事なことほどさらっと触れる傾向があるけれど、いまは一日じゅうしんどい。ねむる。

2026年8月10日(月)

ポストカードの編集の続き。午後になりラーメンを食べに行き、帰ってきてからしばし床でまどろんでいた。あとは窓際でゆっくりする時間。

2026年8月9日(日)

案内はがきはひとまずできた。もっと詰めれば垢抜けるのかもしれないけれど、それはあとでやればよいよ。新たなポストカードのデータを作っているところ。ICCプロファイルを設定してソフトプルーフを行いながら、印刷時に色が沈んだりくすんだりするのを想定、というか想像しながら編集。すでにサンプルとなるポストカードはあるわけでそれらと画面を見比べるのだけれど、シャドウに細かいディティールがある作品は調整の加減がむつかしいな……。そういうのって印刷物では階調や色表現のレンジが狭くなるから潰れやすいんよね。印刷注文ごとに調整を重ねるしかなかろ。夜になり散歩へ出た。流れ星がいくつか。どうやらペルセウス座流星群のはしりぽい。夜空を眺めていると天頂を貫く淡いもやの流れが見えた。天の川の円盤をその腕のなかから眺めてると思うと、光の点として見えている星のひとつひとつが空間のなかで固有の距離を持ち、宇宙が奥行きを持って立体的に広がるかのようだった。この、奥行きという視点で宇宙が見えてしまったときの、世界の変わり方。きのうの苦しさはかなりましになりはしたものの、やっぱりしんどい。もうきょうの午前中に歯科の予約があるのにこんな時間まで起きているというのもなんだかね。とはいえ天気予報を見るに、夜中に散歩していたおかげで貴重な星空から流星群と天の川を見られた、ということになるかもしれない。ひとまずねよっか。眠って起きたらメンタルはもっとましになっているはず。

2026年8月8日(土)

しんどいなーとぐったりしながら案内はがきの地図を作っていた。とりあえずおもて面に載せられるくらいのものはできた。あまり根を詰めてもね。これだけ呪詛がきついと、作品を見たひとに心が綺麗とか人柄を評価されるのもなんだかねと思う。一方で、いや、やめた。いま書くことは不毛。もう答えは出したんじゃん。納得はいかないけれど、そこにはもうなにもないよ。じぶんで決めたことを実行に移していくことで忙しくあれ。

2026年8月7日(金)

控えめに言ってメンタルの具合が悪い日。具体的に言うと怒りで消耗していた日。案内はがきの地図をどう簡略化するか、紙に書いて案を練っていた。定期通院先へ向かった帰り道、市のお祭りへ向かう人足や賑わいを見かけた。眺めるだけ。お祭りもいいかもねと思いつつどこかで気が乗らない感じもしていたのは、まあこうしたコンディションのときには。

2026年8月6日(木)

なにごともなく。流れがないね、と思い当たった。このところ持ち出しているレンズはOrestonで、これはいかにもオールドという感じの甘い軟調に加え、朝夕の光線や日中の日差しの強さがはまればボケが暴れるところが魅力かなーと思う。とはいえそろそろ違うテイストに手を出したいのも正直なところ。Planar 50mm F1.4 MMJとKIPONのC/Y→Eヘリコイドアダプターを手に入れられないか検討中。作品展にあわせてポストカードを新たにオフセット印刷すると大金が出ていくので、どうしようね。というのも最近はカメラで撮って編集して、という活動が地味に回復傾向にあって内心うれしいため、これを育てたいと思っているのだった。外界への関心と気力のバロメーター。宮崎光学のISM 50mm F1.0を逃しちゃったのが物欲に障ってる感。

追記:
いらだちを感じて煮詰まっていたのだけれど、ふと案内はがきのテンプレ作りに手をつけたらましになってきた。いらだちは流れが止まっているときの、それもじぶんでせき止めているときの、メッセージとしての感情かもしれない。