2019年10月5日(土)

暑かった日。一週間後より仲秋らしい涼しさと秋雨前線が到来するとか。最近になって自然に触れたり写真を撮ることが減っているような。

2019年10月4日(金)

耳鼻科にて、アレルギー性鼻炎のレーザー治療はこのところ混んでるとのことで、二週間先に予約が入った。気勢そがれた……。受付の方が「ここ数日で熱が出たりしたか」という趣旨の質問を来訪者ごとに振っていた。今年のインフルエンザは流行時期が早い、という話は本当らしい。僕も来月頭に予防接種を受ける予定。

2019年10月3日(木)

祖父宅の雨どいと屋根の掃除はだいたいおしまい。あすは耳鼻科へ行ってアレルギーのレーザー治療を受けられたら。『ゴッホ 最期の手紙』を観て、村の人たちの証言というか述懐から立ち上がってくるゴッホの振るまいに、ああそうかもな……みたいになんとなく仄かな共感をしていた。最後の場面は星月夜という作品のものだろうか、あのラストシーンのまたたく星たちがとても綺麗だった。動く油絵という試みは観ていて飽きなかったなー。

おかざき真里さんの漫画『阿吽』を読んでるところ。空海と最澄の物語。2019.01.01 初詣:大田原神社 の記事の大田原神社建立を取り巻いた出来事、というの読んだことが切っ掛けで、あの時代が舞台の漫画あったはずと手に取った。西暦800年前後は日本各地が激動の時代だったのだろうかと断片的に思うにつけ、歴史の授業も取ればよかったと今さら実感する……。阿吽すごい。絵が止まってなくて、ページから立ち上ってくる気迫みたいなものを感じる。時代の過酷さ含めて描写に容赦がないから、読む前に気合い入れる必要があるくらい。千年のちまで人の心の拠り所になった天才同士の出会いはこんなふうだったのかなーとか、あと単純に、当初の関心だった寺社仏閣創建ラッシュのころの雰囲気が味わえてへーと思う。4巻のラストで丹生都比売(にうつひめ)と真魚(空海)が互いの約束を確認している場面があってそこがよかった。こうした「契約」や「結びつけるもの」といったものが世に存在していて、ときにはそれが実体を持つかのように顕在するということ自体が、ある種の人たちにとっては生きてる理由くらいに値するのだろうな、と思う。僕はたぶんそうではないけれど。

ルッコラの種はきのう蒔いた。つくつく法師が今日も鳴いていたのを確認。おそらく「紫水晶」という園芸品種なはずのあけびが手に入ったから、こちらも種を採って蒔くつもり。冬の寒さを経験すれば春に芽生えるそう。

2019年10月1日(火)

虫の音が変わっていくね。九月初めころの闇にでかい音の層を作っていたアオマツムシは、いまはなにか別の「りりりり」という声の持ち主と交代してる。「すいっちょん」と騒がしいウマオイはもう声を聞いたりしないから、あれも八月末から九月あたりの生きものなのかも。彼らの声は十月いっぱいで聞き納めなんだろう。そうしたら冬支度だ。

封を開けていないルッコラの種を見つけた。ちょうど秋蒔きの時期だ。初夏にアーティチョークを諦めてそのままとなっている畝に少しばかり手入れして、そこに蒔いてやろう。種は放っておくと発芽率が下がっていっちゃうしね。ルッコラはゴマの風味と辛さが特徴だそうな。だそうなって、買ってて忘れてるんだけれど。これが育つあいだに冬の園芸でやりたいことはあるか、ゆっくり考えるのが良さそう。

2019年9月30日(月)

夕顔が五つや六つ咲いているとそこそこ目立つね。それからなぜか、桃色夕顔の花もちらほら。こっちはこぼれ種だろうか。今日は蝉の声を聞かなかった気がする。今秋の暖かさが関係するのか、冬ごもりする害虫(あれ)は例年より多いかも、という噂を見かけた。夜中にあの羽音が聞こえると、眠っていても一瞬で目が覚めるんだよなー。ここ数年で利用してる金鳥の専用忌避スプレーは効果がパワーアップしたとある。早めにサッシへ塗り込もう。

映画「ゴッホ 最期の手紙」をAmazonに見つけた。全編が動く油絵で構成されてるっていうので覚えてた作品。あとで観る予定。

今冬に公開というスター・ウォーズの最新作がそれなりに気になるのだけれど、それまでに過去作を一度おさらいするべきだろうか、という気持ちが芽生えてる。僕はスター・ウォーズをきちんと観たことなかったのだよね。フォースの覚醒とローグ・ワンはたまたま地上波でやっていたから知っていて、チアルートが格好いいねえ、程度の知識。そんなんで、公開年ことに追っていけばいいのかなー。……とここまで書いてから「スター・ウォーズ 見る順番」で検索したら、かなり充実した検索結果が返ってきて笑った。時系列順とナンバリング順で分かれるみたいだ。いろいろ長所と短所が挙げられている中で、「エピソード4~6(旧三部作)の種明かしが1~3(新三部作)」という説明があり、それなら公開順かなと思う。

小さいころにレベルアサルトIIというPSのゲームやってたなー。当時は話がよく分からないままクリアしてたけれど、あれはスター・ウォーズの旧三部作のどこかが舞台だったのだろね。

2019年9月29日(日)

つくつく法師がまだ鳴いていた。

白花夕顔って育成が易しい月下美人枠かも。もりもりつぼみが付いて咲き続けてるし、手のひら大のまっ白な花が闇に芳香を放ってる様子は見ていて満足感がある。夕顔は朝顔よりも草勢が強いから、もし鉢植えの行灯仕立てなんかにするとしたら、株は一本で十分だろな。屋内で霜を避けられたら冬でも花が咲いてたりして。

2019年9月28日(土)

先の予約にキャンセルの電話を入れて気分がすっきりした。相手は意外そうな声をしていた。愚痴をこぼした母から「あんたの優しさは利用されやすい」と言われ、やや心当たりがあることなのでげんなり。

ときおり雨がぱらつく中、方々の土手に彼岸花が花盛りだった。そういえば『ムーミンパパ海へ行く』にまだ手をつけてない……。あれは確か、八月末から十月三日までのお話だったはず。作中に登場するマラガの干しぶどう、これを使うはずのシェリー酒は、赤であれば黒砂糖の味わいがするのだと知った。白のモスカテルは果実香。

2019年9月27日(金)

やっぱりあの店から移るべきだろな。「あなたを役立ててあげてる/役に立つことをしなさい」という言動はご親切さまだけれど的が外れているし、こちらへ向けられている善意も苛立ちも、適切な状態にはない。いまふと思い当たったこととして、あの美容師さんは人間関係で最近なにかあったの、ていう弱い憶測がある。

ていうか単に、過干渉に閉口したよ、で済む話なのでは。ああ、そうかも。

なにか不足している人たちは、僕のようなぼんやりしていて見かけ上穏和な相手が、心の煮こごりのようななにかをむき出しにするために都合がいいのかもしんない。でも、過ごしやすいいまの気候を楽しむほうが、僕にとって大切なことなはずだ。

2019年9月26日(木)

髪を切ってもらった。美容師さんから過剰な人生指針や占星術に関するスピリチュアルな助言を受け、ここへ来てげんなりしそう。たぶん彼女は、客の僕が引き受けてきた四つのお手伝いよりも、お断りした一つのお手伝いについて、五つ全部はやってくれなかったよねという視点から根に持っている。そちらのご町内の草むしりなのだけれども。これ以上気を使うのも不毛だし、次の予約までに自分の方針を決めよう……。いい歳して悩みの小ささに引くけれど、床屋の開拓はけっこうしんどいたちだよ。

書いて少し経ってから、会話中に「きょうだいや親とは遠く離れてるし、実質ひとりみたいなもの」という趣旨の言葉があったことを思い出した。ひとり(ペットがふたりいる)で身を立ててきた中で、なんらかに対する態度がなんとなく硬化するような出来事にいくつも触れてきただろうな、と思う。他者への規定が強めだとか、嫌いなものを語るときに淀みなかったのは、そういう出来事をひとりで乗り越えてきたことに、いくらか由来するのではなかろうか。