2021年4月30日(金)

センターを訪問。職員さんは気持ちよく対応してくださった。ゆるく利用できるワークスペースは陽当たりのよい屋上つきという感じの構成だった。とりあえず一時間ばかり、持っていったちくまをそこのベンチで読んだ。他にひとり訪問された方はワークスペースに寝転がって過ごされていた。お疲れさまですと言い合って退出。気楽に利用できる場所のようだから、喫茶店のような場所で本を読みたい需要はここで叶えるのもありかもしれない。それは疫病の感染例報告の頻度を見ながら、かなー。金曜の夜だけれど、今夜はラジアン抜きにして早いとこ眠る。

2021年4月29日(木)

支援センターに連絡して明日午前の予約が取れた。日がな雨の降る日。もう霜が降りる心配もなさそうだから、室内で面倒を見ていた播種ポットや鉢植えを陽当たりのよいベランダへ出しっぱなしにした。雨のために水をやる手間が省けている。週末にはまた宿根草の苗が届くのと、土曜あたり目隠しの植栽を仕入れるために花木センターへ向かうかもしれず、それらを早いうちに植え付けられたらよいな。

2021年4月27日(火)

毛布を洗濯してクローゼットにしまった。漫画の『チ。──地球の運動について──』が気になり、オンラインで試し読みをしてみたものの、初めの数ページに描かれていた表現で読むのを止めてしまった。苦痛表現やホラーといった負の感情には共感を通り越して同調してしまい、あたかも自分がそうされているかのような辛さを感じてしまう。よい漫画だという感想を目にしただけに、自分向けでないことは少し残念。でも『映画大好きポンポさん』の1,2巻を注文したからトントンということにする。この漫画はPixivで一度読み、よい作品だという記憶があったのだった。きょうは心身のチューンがうまくいかない日だった。早いとこ眠ってあしたを期待するに限る。青空喫茶や読書カフェのようなものを地元に見つけたいという考えは、うちの庭にパーゴラか椅子テーブルを設置すればよいのでは、というベクトルが加わった。

2021年4月26日(月)

採ったあけびの芽を茹で、卵の黄身とつゆに絡めて食べた。なんというか、今年も山のものを食べたよという感じがする。パスポートを取得する手順を調べたところ、思いのほか簡単+近場で済みそうだった。発給申請書のPDFをコンビニで印刷して証明写真を用意すれば、あとは市役所の中で用事が済むはず。あてはなくともいまのうちに取得しておこう。これから数年は旅行がむつかしい世の中だと思うけれど、ものごとは準備を進めた分だけ実現に近づくのだと思う。停滞と準備は裏表だ。ToDoに南の島/草原/ダージリン観光/星と天の河と、見に行きたい場所をざっくりメモした。宿根草の苗をさらにお取り寄せ。たのしいムーミン一家を読み進めてる。暖かい季節は気持ちも身体もよく動くからうれしい。

2021年4月25日(日)

いちじくや宿根草を植え付けた。残りの苗はあす以降に取りかかる予定。祖父母と叔父が立て続けに亡くなったことと関連して、母は自分の時間が欲しいと言っていた。石油ストーブは中の灯油を空にして物置へ仕舞った。27日の朝は遅霜で寒そうだけれど、このあたりで生活空間をすっきりさせて気分を変えたい。

2021年4月23日(金)

見つけたアミガサタケ三本を使ってクリームスープとバター炒めを作った。きのこなのに香りとうま味がすっとしていて、いろんな料理に合いそうなおいしさだ。通院先では、玄関の床に降り注ぐ日差しが待合室の奥の壁にまで照り返し、まるでそこに南国のプールが揺れているかのように光が動いていた。夏へ向かう陽気さを明瞭に主張する、ずっと見ていたくなるような麗しい光だったな……。診察が終わって外へ出ると、空も風もまぶしかった。風光るという言葉はそんなときのためにあるんだろう。ものごとはただ存在するからそこにあるのだけれど、人間はそのときどきの具合の善し悪しによって、周りのものごとを美しいとかおいしいと感じたり、あるいは目の前が真っ暗に感じられたりする。ものごとの受け取りかたが単なる主観なら、僕は自分の具合をうまく調整して周りの環境を快く感じながら過ごしたい。梅雨入り前のからっとした気候を写真にたくさん記録しておけたら。

2021年4月22日(木)

朝から日没まで山菜採りや庭の作業などをして、文字通り一日中歩き回った。疲れた。季節を読み損なったためたらの芽やコシアブラは空振りだった。その代わり、独活やジュウモンジシダが群生する斜面を見つけたり、あけびの芽がたくさん採れたりと、これはこれでよかったと思える収穫を上げることができた。ポケットに入れて持っていった水野仲彦『新ヤマケイポケットガイド4 山菜・木の実』(山と渓谷社)は、写真と情報が適切にまとまった図鑑で持ち運びしやすく、実用的だった。アミガサタケも二つ発見。山菜の天ぷらを揚げるのはあした。くたくたで頭が回らない。

2021年4月21日(水)

抜根作業は終わった。業者さんは親切だったのだけれど、重機で固められた土を再びやわらかくする作業のことを思うと今はげんなり。ときどき来る余裕のなさには自覚的でいたほうがよいのだろうな。背の低いものを中心に楽天で花の苗を注文した。早めに床へ就いて、あしたか明後日は山菜採りにいけたら。

2021年4月20日(火)

アミガサタケの発生場所を再度訪問。雨が降ったあとだから期待したのだけれど、前回残したきのこの他に生えているものは見当たらなかった。もうしばらくそこへ通って発生頻度を確かめるつもり。庭の抜根はあしたまで掛かりそうだ。