朝から道の駅の直売所へ。好物の空心菜が手に入って運がよかった。でかい青唐辛子を手に取って眺めていると老婦人から「これ辛いんですかねえ」と訊かれ、そんなに辛くないと思うんですよねえ、などとやりとり。あとはうちで過ごすうち夜。強い日差しに涼しい北風が流れ込んだようで、気候は梅雨明けの暑さのはずが風はお盆明けごろのそれみたいにざわめいていた。ロイド・カーン『SMALL HOMES The Right Size 小さくはじめる住まいの哲学』(トゥーヴァージンズ)にじぶんの想定するセルフビルドの規模にぴったりの住まいが列挙されていた。小屋くらいの規模だとTiny Homeになるようで、居住空間だけでなくバストイレキッチンといった定住要素も備えつつ自ら作る小さなおうち、というくらいのニュアンスがSmall Homeという感じ。この本が並べているのは住まいでありつつ人生の作品といった趣。じぶんの場合はそこまで凝らずとも予算と期間を圧縮してよりシンプル/実利を目指してもいい。氏家誠悟『自分でわが家を作る本。』(山と溪谷社)は20年ほど前の情報であり、じぶんで作るのは楽しい、という方向性。畠山サトル『350万円で自分の家をつくる(改訂版)』(X-Knowledge)が短期間かつ低価格というコンセプトなのに比べると趣味的な要素も多そうだけれど、基礎知識としては押さえどころかも。関係ないけれどヤマケイの古めの書籍って文章に特有のにおいがあるよね。そういえばひとさまの日記を読むにつけ、その文章が持つ自己なり自我との距離感を思う。じぶんが書いている文章はマクロレンズの接写ぽくて、自我の近さがちょっとむさ苦しいように感じてる。読んでいて風通しを感じる文章って自我との距離を保った広角レンズ寄りの写りだなー。書くことなくなったからここで切り上げ。
