2026年9月10日(木)

朝からカウンセリング。EMDRの個人的発展形となる療法、の一回目を受けた。凍りついたままトラウマとなっている記憶を連想によって引き出し、その感覚をイメージ化、両側性の刺激を入力し、活性化した記憶と感覚をそれにより処理し、ポジティヴな感覚を刷り込み、体感を数値化して評価、正確ではないだろうけれど大まかにはそんな流れ。これらが脱感作とのこと。記憶を引き出す作業については、じぶんの場合は多すぎるし強いとのことで、ひとまずきょうできる範囲にアプローチした。80分枠のはずが130分かかった……。それでうちへ帰ってきて過ごしていると、ネガティヴ思考やその反芻、ここで呪詛と表現してきたものが起きない。んー。ありがたいけれどこんな即座に効果を感じてよいのかな。よさそうね。Webの情報をざっと流し読みすると、眼球運動を用いるEMDRでは複雑性PTSDに対してやや効果が薄いことや、こうした療法は基本的に8~12セッションかけて効果を期待するものみたい。多くは言及しないけれど、今回受けた発展形の療法は、確かに耐性の窓へ入れるだけのことはしたぽい。取り出したトラウマ記憶を解凍したうえで適切に処理しポジティヴな感覚で上書きする、というプロセスがうまく走るとしんどさから解放されるのだな。外科的な手順と似たところがあるし、きちんとした施術者にお任せする必要があるわけね。長らく苛まれてきた苦痛が配線を取り払うようにこうも軽減されて、なんというか、医療において適切なことを行うということの強力さを感じる。じゅうぶんに楽になるまで面談と療法は繰り返すとして、地味に転機なのだろなこれ。苦痛はシングルタスクらしいから、もしなにかが解決したならその次に控えているものが顔を出すはず。うちへ帰ってくる前に梨園へ立ち寄り香水をいくつか買った。ギャラリーのSさんなどへお礼がてら持っていく予定。

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