2023年11月9日(木)

昨晩は早めに床へ就いたのに、喉の渇きで夜中に目が覚めてしまい、それから眠れずに起き出してしばらく落書きなどしていた。早く寝付きたくて飲んだ導入剤は再度起きてからも変に残り続けたらしく、買い出しに出た午前中ずっと、なにか無理なことでもやらされてやっているかのようなだるさを感じてしんどかった。うちでひと眠りしたらすっきりしたけれど。近年はめっきり縁がなくなっていたこの嫌なだるさ、体調や精神の不調にお薬の副作用など生じる理由は複数あるだろうけれど、この苦痛を健康なひとが理解することは難しいだろうと思う。もし知ろうとせずに外部から見たら、ただ怠けた姿勢のように処理されるだろうね。でも、この手の苦痛に耐えているひとは可視化されないだけで大勢いるのだよね……。お薬が抜けてからは溜まっていた洗濯や靴磨きなども済ませたことだし、きょうはよくできました。あすは予定が複数あるから早めに眠ろう。「そこにいるただそれだけのことに苦痛を感じない」ことのかけがえのなさを思う。寝しなに『ムーミン谷の十一月』を読みはじめた。

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