2021年5月24日(月)

敷地の手入れなど。二鉢目の白万重はやっと植え付けることができた。花後の球根植物は草姿がだらしなくなるから、結実部や枯れ始めた葉先は思い切って取り除いた。作業は秋頃になると思うけれど、分球しすぎたムスカリや水仙は掘り起こして間引こう。夕方になり、フォンド・メモリーズの一番花が開き始めた。去年秋に咲いた一輪は迷ったような季節外れの花だったから、ちゃんとした姿を確認するのはこれが初めてになる。フロリダ系の大輪かつ花持ちがよい種族とのことで、あと一、二年かけて株を充実させれば、多花性を持つだけに見応えのある咲きっぷりになると期待してる。近くの日陰に植えたすいかずらのグラハム・トーマスにも房状のつぼみがいくつか付いていた。この種族は、伸びる枝に関してはべらぼうに伸びるから、小まめに様子を見てきっちり誘引する必要がある。その蔓の伸びかたには攻撃性というか、がるるる、という感じの攻めの姿勢を感じる。居室でかわいがっていたほうのグラハム・トーマスとジャスミンの茉莉花は、春先にばっさりと刈り込んだもののたいしたダメージもなかったようで、枝が勢いよく伸びてきたところ。いまは室外機の上で外の風を謳歌してる。雨が降り続くようになると多湿で病気になるから、そのころには取り込んでやろう。鉢植えの小くちなしは矮性だけあって展開がとても遅く、花芽が付く気配どころか枝もほぼ伸びないうえ、少し水をやりすぎるとびっくりして葉が黄変してしまう。しびれを切らしてオンラインで一重の普通のくちなしを注文してしまった。この時期はどこへ行ってもくちなしの苗を売っているけれど、並んでいるのは八重咲きの苗が多く、一重のくちなしを店頭に見つけようと思ったらけっこう探す必要があるようだった。僕はくちなしに対して花の香りを求めており、花そのものは一重の素朴さが飽きないだろうと思う。

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