2018年1月1日(月)

玉藻稲荷で二年参りをしなかったのは久しぶりのことで、午前の遅い時間になってから挨拶をしに行った。他所のおみくじでは中吉に「おのがじし つとめを終へし後にこそ 花の陰には たつべかりけれ」との言葉があり、気持ちを高くとかそんな意味の歌らしい。滑り出しは普通の冬の日。ゲルマニウムダイオードを使う鉱石ラジオをのんびりと組み立ててる。

2017年12月31日(日)

券売機をハシゴして来月十日が期限の18きっぷを手に入れたものの、行き先はまだ全くの白紙だ。繁忙期の白川郷では宿の確保がとうてい無理そうなため(夕刻観光課ぽいとこに電話したら富山や金沢ならとの返事)、それなら日本海側の雪を見るという趣旨はそのままに北上し、東北一周などはどうかとふわふわ思い始めている。

たばこを摂らなくなった年であったな。来年の目標はそれなりに用意してあって、ニコチン抜きでも趣味を楽しめる余裕や環境を作ることや、手帳を活用して手で書いたものを残すこと、そして健康。今日か昨日のNHKラジオ第1だったと思うが、「人はみな他所から見えへんもの背負って生きとる」という言葉を覚えている。前を向いて行けたらいいね。

2017年12月27日(水)

市街を暮れの気配が流れていく。気象情報では年末寒波を一定の速度で伝えており、朝から今まで細かく締まった雪が降るそばから溶け続けている。このぶんだと明朝には路上が凍結しているだろうな。

2017年12月25日(月)

いまになって年賀状の清書をしてる。須賀敦子全集第1巻/天文台日記/ヴェネツィア暮らし/田舎医者/ちくま1月号などがほぼ中古書で届く。前半の三冊はクラフト・エヴィング商會「おかしな本棚」から背中を拾ったもの。既においしい本を読んだつもりでいる。

2017年12月20日(水)

たばこから遠ざかってちょうど三ヶ月が経過。今回利用はしていないけれど、禁煙治療のプログラムが確か三ヶ月だったと記憶しているので、やめるの成功したよ。手元に処分しそこねたハバノス数本とピーターソンのホリデーシーズン2016、それからサミュエルガーウィズのフルバージニアフレークがあり、好きな人が居ればと思う。

2017年12月17日(日)

那須の山々が防波堤のように雪煙を巻いてる。干し柿おいしい。Lisnの香木の香りはわりと好みなのだけれど、どうやら沈香/白檀ではない(仏閣に漂う香りだがお線香の方ではない)ので、あれは伽羅なのかなあ。

こっそりと書いておくと、18きっぷでのんびりしてもいいなあと思い始めてる。今のところは思うばかり。