2020年12月6日(日)

朝から日没まで祖父宅の物置を整理。田舎の人脈を実感した日だった。金属類は懇意にされている回収業者さんへ、木材は近隣の引き取ってくれるお宅へ、それぞれ本宅のおじいさんの伝手で、軽トラの荷台へ積み込んで運搬した。使い道のありそうなめぼしい物品はおじいさんの知人がいくらか引き取ってくれた。あのおじいさんがいなければ物置の荷物はなにひとつ片付かなかったに違いない。古い釜や調理器具を始めとした金属はきょう回収してもらい、叔父の漫画や衣類・家具は来年1/14の野火の日に燃やすこととし、ほか食器や人形などは後日また来て要り用なものを選別したりお焚き上げに出すこととして、最終的にあまったものは市のクリーンセンターへ持ち込む予定。祖父が使うつもりで残していた籾殻は、二回に分けてクレーンで軽トラへ積み込み、おじいさんの田んぼへ人力でばらまいた。そちらはあとで耕運機を使って攪拌するそう。文字通り一日じゅう動き回り、眠気を催す疲れを感じてる。そう遠くないうちに物置自体を解体するかも知れない。祖母の桐箪笥については母が無駄にしたくないと言っているから、オンラインを活用して引き取り手を探すことになりそうだ。個人的には残っている食器に気に入るものがあるかも知れないから、その整理が気になる。時の止まった物品に触れて感傷を催す余裕もなかったけれど、そういうのはこれから時間差でやってくるかも知れないしね。きょう未明、はやぶさ2が放出したカプセルの帰還する中継をリアルタイムで視聴していたのだった。上層大気へ突入したカプセルは前回のはやぶさほどの激しさではないものの発光し、取材陣から見てオリオン座の辺りを長く掠め、しばらくして十分に減速したらしく光るのをやめた。僕はそのあとカプセルの着地時刻を待ってから就眠したのだった。これを書いている現時点で、カプセルと前後のシールドなど大気圏へ突入したパーツは全てが発見され、現地本部へ搬入されたとのこと。ああ疲れた。これ書いてしばらくうだうだしたら眠ってしまおう。

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