2020年11月30日(月)

岡田尊司『愛着障害 子ども時代を引きずる人々』(光文社新書)を読み終えた。距離感の話だった。自分に人を避ける性質は少なからずあるよなーというのは、巻末の自己診断テストでもやんわりと示された。ある程度は適応力もあるでしょ、ということだったけれど。母を大切にしないとね……。本棚へ戻すとき、この岡田尊司という方が『統合失調症』(PHP新書)と『アスペルガー症候群』(幻冬舎新書)の著者でもあることに気がついた。おそい。PHP新書のほうは当事者への敬意や希望を感じさせるような記述だったのを、印象深く思っていたのだった。今回の本にもそうした熱量を感じる。人様のインスタで見かけ、多少の心当たりはある気がして手に取った本だったけれど、これでどうするかというと、もうちょっと周囲との距離を意識的に解いてよいのかもね。電撃文庫の古橋秀之『ブラックロッド』『ブラッドジャケット』を入手。これはTwitterでオカルトパンクの名作として話題に上がっていたもの。今朝起きたときはだいぶん寒かった。茉莉花ちゃんは芳香を放ち、さらに花芽を伸ばしてる。あしたから十二月。

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