2019年6月6日(木)

那須の園芸店を母と訪れる。その庭園ではいまちょうどばらが花盛りで、午後の陽射しの中、カナブンを抱いた花々がさわさわと輝いていた。そこかしこに植えられているオルレア(レースフラワー)はやはりというか、近年の流行らしい。一年草なわりにこぼれ種で増えるしぶとさや、セリ科らしい清潔感のある白く細かな花が受け入れられているんだろう。オルレアの株が庭に二、三あるだけで良い雰囲気になるものなあ。

訪問客たちは庭園中でかしゃかしゃと写真を撮っている。僕は今回、引いた構図で奥行きのある写真を撮ってみたかった。FA 31mm F1.8 Limitedを開放に近い設定で絞り優先に固定し、これと思う構図を見つけてはひたすらシャッターを切っていった。花の季節で撮る対象に溢れていることと、レンズの明るさが相まって、ものすごく楽しい。撮った写真は後ほどLightroomでデジタル現像し、全体的にふわっとした雰囲気のよい仕上がり(当社比)となった。今後はもっと絞って使っても大丈夫そうだ。

今日はおそらく梅雨入り前最後の晴天で、この春は本当にいい季節だった。梅雨では水没感と湿っぽいにおいを感じられたら。

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