2019年5月26日(日)

那須野ヶ原公園のフリマを覗いた。道の駅のフリマに比べると店主たちの年齢層は若め。周囲をふらふらと見て回り、木村弓『千と千尋の神隠し』と柴咲コウ『かたちあるもの』のCDやシャツを買う。今日は各地で猛暑日という、五月ということを抜きにしても記録的な暑さで、そのため公園を訪れる人足が鈍ったのではないだろうか。ともあれ、足繁く通う道の駅では見ることのない掘り出し物があるかもと、僕にしてはくまなく出品を眺めたのだった。本やCDは持ち主の関心が分かるところが面白かったなー。

夕暮れから夜にかけての気温の落ち着き方が夏のそれな日だった。まだ梅雨入り前で空気は乾いているし、空は終始好天で、なにをするにも過ごしやすい日ざかりの季節。これが梅雨に入ると、生活空間がとっぷり水に沈んだようで、どこか籠もって照明も落ちた感じがするからまた好きだ。この時期の夕暮れには青い時間が長く続く印象を持っている。家並みの黄色い照明とその眠たい青の対比に、すうっとため息が出る優しさを感じて、いい季節だな、と思う。

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