耳鼻科へ。あとで図書館へ行ってクラシック音楽のCDを借りる予定。図書カードが十数年前に作ったきりのものだから、いまでも使えるか、オンラインサービスのためパスワード発行などを確認する必要があるけれど。どのCDを借りたらよいか、おおよその目星をつけてリスト化したから、あとは図書館で探せばよいだけだ。『旅行人』は引き続きめぼしいものを注文。
2021年2月7日(日)
野焼きの日につき、祖父宅の枯れ木などを焚き火にした。隣のおじいさんも生け垣の剪定など手伝ってくれ、敷地の中はすっきりしたと思う。疲れた。
2021年2月6日(土)
庭木の植え替えの続きをする。バイク屋のおっちゃんが原付の修理に来てくれたため、帰りに庭のふきのとうを持っていってもらった。一緒に来て下さったおっちゃんのお母さまが、初物だねえ、なんて話していた。あしたは野焼きの日。燃やせるものはこの機に燃やしてしまおう。少し前に注文した岩波文庫が中古でばさばさと届いた。この厚み、どえらい豊かさであるよ。
2021年2月4日(木)
歯は来週水曜に抜糸が決まった。原付がパンクしてしまった。馴染みのバイク屋さんに連絡すると不在のようだったから、あすまた電話するつもり。『ジョン・ウィック』観た。キアヌが有無を言わせずにやくざ者たちを死体にしていくさまは止まらない重機のようで、この復讐譚の気持ちよさに自分は変な笑みを浮かべていた。かたぎとやくざ、敵と味方、生と死など、あちらとこちらがはっきりしているときにやることは決まっている。こっちの強さを示せってことだ。観ていて血が上る気持ちよさだった。一度はダメ息子を売ったボスが大麻を吸って気を大きくし、よせばいいのにジョンへけんかを売るところのしょうもなさに、親が子に感じていた残念な価値が表れていたように思う。殺し屋ホテルの支配人が裏切り者に宣告する「パーキンズくーん」の薄っぺらさが、この作品での命の価値が端的に表現されているようで、とてもすき。造作なく始末された彼女も諦めていたようだったし。ラストの動物病院のあれって殺し屋には倫理観がないからいいのだろうか。この作品は続編がいくつかあったけれど、もしかしてジョンが絶望ばかりさせられる、そういうシリーズってことだろうか。やってしまえという気分になったらそちらもチェックする。
2021年2月3日(水)
インプラント治療の最初の段階が終わった。採った血液を遠心分離機にかけるなどして成長因子を凝縮したゲルを作り、それを抜歯した箇所に注入した……のかな。それで減った骨を増やすとのこと。説明されてはいたけれど、どんなふうに手術が進行しているか見えないこともあり、術後にスタッフさんへ間抜けな質問をしたりしていた。局部麻酔なため意識がはっきりとあるなか、口腔でなにか固いものをごりごり削る音が頭の中へ響いていたせいで、終わってから少し呆然としてしまったのだった。あしたもう一度訪院して消毒などされる予定。僕は採血されるだけでも全身がぞわぞわしてしまうのだけれど、こと手術中はすごいことされているんだろうなあと希薄に思い、現実逃避のため、もっかこね回しているアクリル球の世界の風景をひたすら想像していた。初めてあちらの世界にこっちの現実の問題で助けられてしまった、歯の治療で……。これから骨の成長など見ていく期間が来ると思うけれど、いずれこの部分の骨をドリルで削って金属を入れる。きょうより激しいだろうから観念しておこうな。減ったLPの回復が急がれたため、帰りにプリンやシュークリームなど買って食んだ。
2021年2月2日(火)
庭木を一本移植し、残るは一本になった。あしたインプラント治療が始まるから、早めに眠った方がよさそうだ。さっき、岩波文庫の目録を漁り、読みたいものをピックアップしていた。その中からAmazonの中古市場で安く手に入るものをがーっと購入。歴史に名を残す書物が母語かつ二束三文で手に入るなんて、ものすごい時代なのだよな……。
2021年2月1日(月)
久しぶりにリングフィットで遊ぶと意外なくらいこなせた。とりわけプランクがほかのトレーニングのような強度(体感)でできる。やったりやらなかったり、明らかにやらない日のほうが多い筋トレをしているけれど、それでも続けさえすれば成果は出るんだなー。わりと楽しく取り組めるメニューなレッグレイズのバリエーションに、持ち上げた足を横方向へ傾けるレッグツイストというメニューがあることを知った。腹斜筋がより鍛えられるというもの。胴回りを鍛えての変化はすぐに出るし、そういうのが視覚的におもしろいこともあって、今後はレッグツイストを取り込んでみようかと思う。リングフィットのメニューにはないから、別枠でやりたいときに。虫歯の治療はひとまずきょうで一区切りついた。まだ治療できる箇所はあるにはあるけれど、喫緊ではないし、インプラントの治療が済んでからにしてみては、と先生から提案されたため。依然として病院へ通うことには変わりないものの、懸案がひとつ減ったことで気分はいくらか楽になった。