2020年8月19日(水)

ライムライトを観た。チャップリンの映画は比較的短いものならいくつか観て知っているけれど、今回のはがっつり尺があった。カルヴェロの拗ねは分かる気がするよ。そうした感情に任せるせいで別れがきてしまう。きのうは大学の先輩と久しぶりに少しやりとりをした。そのことを振り返りながら買い物へ向かっていると、受ける風が急に雰囲気を変えたように、懐かしく感じられた。もうここにない風景の記憶を感覚から引き出すことと、懐かしさも予感も等しく時の奥行きを見透かすものだということを思う。

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