2020年3月23日(月)

ムーミン・コミックスにて、小さな生きものがムーミントロールの周りをうろちょろしているのに気が付いて、全巻のコマを読み返して登場シーンを確認していた。暇そう。彼の名前はソフス。新聞に掲載された全ての話がコミックスに収録されているわけではないから取りこぼしがあると思うのだけれど、ソフスが話す場面はほんのときどきに限られ、特にその名前が挙がる場面はコミックスの中では三回。14巻『ひとりぼっちのムーミン』に、結婚するいとこからムーミンの相棒を引き継ぎ、気落ちしているムーミンを励ましている場面がある。このソフスという生きものがけっこう可愛いのだよね。コマの中にいるか探す楽しみみたいなのもあるし。小説のムーミンの挿絵にもこの黒いねずみの姿をちらほら見掛けた気がする。これまで名前のないキャラクターかと思っていたから、彼らのうちの一人であっても名前があり識別可能だなんて、なんだか思いもかけないことだった。ちらっと検索したらムーミン公式サイトのキャラクター紹介にいた。ムーミン・コミックスは小説と絡みついた別のTLを持っているのかなーと思う。僕はこれまで小説のほうをバイブル扱いしてきたけれど、コミックスの世界も豊饒というか一つの世界になっていて、ここへ手を伸ばして良かった。残るはトーベ・ヤンソン・コレクション。次のクリスマスにかなあ。

今年の園芸なんにする? というのを祖父の死去などがあり決めていなかったため、手元の図鑑や育成本をめくって目ぼしいのを探し始めた。車葉草(ウッドラフ)は面白いかも。この植物には桜餅の香り成分クマリンが含まれていて、冷凍/乾燥によって細胞壁を破壊することでその香りが漂うそう。小さな花も綺麗。

桜が咲くのと前後してアミガサタケ探しやろうね。シーズン中にさまよってるのにまだ見つからないけれど、銀杏や桜の周りの、落ち葉や背の低い雑草などの中から生えるそう。このきのこはとても美味しいらしい、ということが大事。

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