2014年10月23日(木) もみじのかんざし

以前、ある交差点の角に立派な柿の木があって、この時期には熟れた柿が枝から落ち、醜いほどに潰れて道路に広がっていた。去年その木が切り倒されつまんないと思っていたところ、その奥まったところにもう一本別の柿の木を見つけた。桃栗三年柿八年と言うし、道路脇だからとはいえ、柿の木を切る為にはずいぶん思い切ったのではと憶測。

大竹まことの本に、いい大人が柿どろぼうをして囓ったら渋柿だった、というくだりがあり、柿の思い出というものはどうも人それぞれを魅了してやまない様子だ。そういえば祖父が干し柿を作っていた気がする。

Twitterのあれこれでレシピ本の折本を印刷した。面白いなーなんて思っているうち、自分にもそんなレシピがあったはずと頭をひねっていて思い出した。

抹茶少々に片栗粉、砂糖、湯を適度にカップで混ぜてダマにならないようにし、電子レンジで数十秒、とろみがついたら撹拌。それで抹茶かたくりの出来上がり。抹茶の他に柚の皮やおろし生姜、シナモンパウダー、インスタントコーヒーなどフレーバーは色々あり、風邪を引いたときにおすすめ出来る。加熱しすぎると片栗粉が餅になる。砂糖は多すぎるくらいが良い。

ここ数日でめっきり虫の声を聞かなくなった。北海道のどこか気象台で紅葉の観測が始まったし、山の上も色づきはじめているだろう。赤や黄の色とりどりな写真を撮りに行きたい。

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