2010年12月24日(金)

また五峰の湯行ってきた。休憩所の自販機でドクターペッパーを三本買って持ち帰ることに。

週替わりなので男湯と女湯が入れ違っていた。今週の男湯の方が露天風呂は格段に広い。正十二角形らしい檜枠に両腕を預けて風に当たる。これがすこぶる気持ちよい。他の入浴客が上がって一人きりになってから長らく、ぼーっと露天風呂を貸し切りにしていた。こちらの風呂の壁にはどの向きが那須連峰のどの山だとかの案内板が張り付いている。興味が湧かなかったのと移動するのがめんどくさかったのとで良く見もしなかったが、だいぶ細かい解説が付いていたっけ。

先日、この日記兼雑記の左枠の一言板に佐久山のきみのゆへ行ってきたと書いたが、施設の雰囲気と泉質は五峰の湯の方が個人的に好みだ。地元用語で言うと「なめっこい」湯、ぬるりつるりとした湯の感じは五峰の湯ならではなのだろう。佐久山温泉きみのゆの雑然とした賑わいと比べると、五峰の湯はまったりのんびりしていていかにも地元らしい。先だっての日記の写真のランキング、あれだけを見ると五峰の湯はちょいと垢抜けてない勢いだが、入浴客の絶対数が佐久山温泉の方が多いから票も伸びているのだろう。

二つ忘れていた。きみのゆの満足度が高いのは浴場の施設の充実度も大きいのだ。電流を流してマッサージするらしい電気びりびり風呂が大浴場の端に二人分あり、入ってみると非常に痺れるのだ。好んで入るお客も入るようで、僕がああ~と痺れている目の前でふう~とため息をついて電気びりびり風呂に浸かる人がいた。個人的にはあまり気持ちよくない、というか非日常的感覚の違和感まみれの風呂なのだが、お年寄りのツボを刺激するのにはむいているらしい。それときみのゆにはサウナ風呂がある。入れてせいぜい六人程度のひな壇式サウナ風呂で、なにやらサウナ風呂向けらしい十二分時計が目にとまった。僕は先日が初めてのサウナ体験だったのだが、とにかく汗をかく事著しい。十二分も経たないうちに撤退。サウナ室を出てからまっすぐ露天風呂に浸かり、表の風の爽やかさを実感した。

もう一つ忘れていた事、大田原市の温泉パンフには五峰の湯ともう一つ、湯津上温泉やすらぎの湯というのがあるのだ。湯津上方面へ出向いた事はあまりなく、温泉のある事も知らなかったが、パンフでプッシュされているなら行ってみるのも良いだろう。休業日が毎週月曜日、第四火曜日、年末年始とあるから、今年のうちに行くとすれば明後日までだ。お天気と気分が良ければ行ってみようと思う。

それから。大田原市に住んでいて大田原温泉(太陽の湯)へ入った事がないというのも何だかなあという感じなので、これは近々気が向いた時に出向いてみるつもりだ。上のリンクから飛んでいける大田原温泉のサイトには地域のイベント情報が割と頻繁に更新されているので、要チェックである。

ハクチョウ五峰の湯の帰りに羽田沼へ寄った。ハクチョウがやってきているという話を大分前に聞いたのでもう大勢いるのかなと思ったが、羽の薄黒い一歳になったばかりの子供を含めて十羽ほどしかいなかった。大勢のカモや名前の知らないのに混じってぽつねんと浮かんでいる。眺めているうちに合図したようにハクチョウの群れが一斉に滑空していった。柵の手前には大砲みたいな迷彩を施した一眼レフカメラが三脚の上で異彩を放っていた。休憩所から談笑が聞こえてきたから、近所の人なのかも知れない。最盛期には千羽を超えると言うからその頃また羽田沼へ行ってみるつもり。市の反対側の琵琶池にも少数ながら飛んでくると言うから気にとめておこう。

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