2015年4月6日(月) A・O・Rの録音を聴いている

アストロアーツからステラナビゲータ10の出荷通知が来ていた。

ラジオ深夜便とその合間に流れるNHKニュースをradikaで録音していて、例の中東の武装集団を「過激組織アイエス・イスラミックステート」と表現するようになり日が経つ。一方、読売新聞では「イスラム国」表記。他の新聞やテレビ・オンライン記事は定点チェックしていないため、知らぬところでなにか確執でも起きているのだろうかと検索した。ら、報道機関の一部で今年二月下旬から、イスラミック・ステートの呼称や表記を変更する動きがあるらしい。これは傾向としては国内外で同様みたいだ。

どうでもいい話に戻すと、IEコンポーネントでGoogleの検索結果のヘッダーが変わっていた。1emほどの無駄な空白がある。ATOKでくうはくって変換すると​の候補。なにこの参照。

更にどうでもいいこと。放置アカウントなTwittbot.netのボットへ仕込んだ自動リプライが連鎖したらしく、心持ちがよくない。つーか苦しい。僕と僕の胃と腹が。人生の悪ふざけをまとめて見直す時期に来ているかも知れない。

明日の夜はMISIA星空のラジオか。眠れているといいのだが、今夜でさえ。

2015年4月5日(日) 日付が変わってしまった

システムイメージとデータドライブを健全でいる外付けハードディスクへバックアップ、のち複製など。しばらくはたぶん、おそらく、大丈夫なんじゃないかな。

スケジュールを組むには重く、光磁気ディスクもオンラインストレージも頼りないから、『カネも後ろ盾もねえから猿みてえに必死で知恵つけなきゃやっていけねえ』ということであやしつつ運用している。

いざとなればこのアルミ筐体ひとつの中身が無事であればいいし、僕の記憶の不確かさは、黒鉛にまみれたノート大小三冊が物語っている。

システムが電気を食っているあいだ、暇を見つけては本棚に手入れなどしていた。そこへ猫がやってきて前脚をかける。ソラシドはとうとう読みかけのままとなり、次の冬までお預けだろう。妖狐伝義経千本桜を手にとって検索すると絶版マンガ図書館がトップに出て、彼女を放り四冊抜き出す。なんとひきこもりな雨降りの日。

桜の満開というのは七分咲きを指すらしい。八重や山桜は咲くのも散るのも遅いけれど、今年はどうだろ。八重桜の花はキャベツの味がするという文章を読み、庭のしだれ八重に目をつけた。遠景と雨が煙ったままだ。毎年どこかで桜のことを書く気がしている。

2015年4月2日(木) なんだか気怠い

昨日はサガフロンティア2の十六周年だった。

アストロアーツの二十周年記念とのことで、体験版で便利だと思っていたステラナビゲータ10をセールで購入することにした。

修理に出していたライターの片割れが帰ってきた。とうとう修理済みのはんこ捺す場所が無くなったらしい。もう一本も近くウインドミルさんへ出すつもり。

ここのWebサイトのトップページでタグを一文字間違えており、おかげでlint gatewayに八十点も差し引かれた。今現在、xhtml1.1で再び満点。描画はたぶん直ったと思う。

2015年4月1日(水) 法螺を吹くでもなく

例の店がどうにも気になって連絡し、あのフロッピーは貴重品でまだ必要とする人がいるだろうことと、高い値が付くこと、それから文具のおまけをひっそりつけて下さったことへのお礼を伝えた。

二つの計算尺はそれぞれHEMMI(ヘンミ計算尺株式会社)のNo.P45Sとポケット計算尺No.30であるらしい。前者は中学生用のもので比較的、といっても普通に考えると困難なのだが、多く生産された品だ。後者のポケット用はごく当たり前に稀少。あったらいいと思っていたものが脈絡もなくぽん、と飛び出してきた。素晴らしい贈りものをくれた三月尽に、至福に眠れと言いたい。

それで、四月。雨降り。気の早い桜など咲き誇っているものが街中にひとつあるけれど、観桜名所な近場の城跡公園はほとんどが蕾のままだ。そのうち咲くのだろうと、満開になればメールが来るサービスを見つけて登録はしておいた。そのまま絵になるような、ちっこい朱の鳥居に桜吹雪の舞う場所を知っている。撮りに行くだろうか。なんだかんだ言っても通りすがって見上げるくらいがいいと思っているし、ただ眺めるだけの山桜や葉桜は待ち遠しい。

これを書いていてそばに猫がやってきた。奥床しいふりをしながらすんすん擦り寄ってきて、妙に機嫌のよい様子。相手にしないでいると満足するらしいから片手間に撫でつつ放っておく。

Chari ChariのAuroraのLPにサンプルなのか、赤と黒の小洒落たCD-Rが頒布用不織布で同封されていた。ラベルへ針を落とせるのかと確認したほど外観がよく、検索すると三菱製のPHONO-Rという、音楽好きというかオーティオマニアに好評のものだった。いまCDのリッピングが終わったところで、A・O・Rもつつがなく放送されたし、gk-record Compilation 2014というそれらを聴き始めた。

……なんというか、チョイスがすげえな。本気で聴かせにきてるよこれ。

たばこを喫っていてライターのガスが無くなるのに気付く。猫が荒ぶり始めたからここでおしまい。

追記:ポケット計算尺は、No.30ではなく姉妹品のNo.32じゃないかな。革ケース付き・かまぼこ形プラスチックレンズから憶測。刻印はNo.30のままなので両者の過渡期のものかも。

2015年3月31日(火) 上京した友人が帰ってくるそうな

地元情報で、とある文具店が今日まで閉店セールだというので立ち寄った。計算尺二つとレターセット、ボールペンなどを購入。70%OFF。HEMMIの革ケース付きポケット計算尺には始め外箱が付いていなくて、店主らしいご婦人が五百円でいいですよと、会計の際についでのように外箱を見繕って下さった。

お店の片隅でワープロ用5インチ2DDフロッピーの箱が埃を被っているのを見つけ、インターネットのオークションに出すといい値が付きます、などとつまらないことを話した。あとで5インチ2DDの流通を軽く検索したところ、値が付くとかではなくて現在は入手そのものがほぼ不可能な代物になっていた。ご婦人の娘さんと「ワープロ使い未だいるからヤフオクで売れますよねー」と話したのだけれど、本当に、巡り巡っているといいなあ。

数年前にSNSで「使うあてのないものが欲しい、計算尺がいま欲しい」と呟いた記憶がある。日本沈没だったか、軽やかに計算尺を取り出してあっという間に複雑な計算をこなす描写がある。あれにときめいたものだった。最近だと風立ちぬの主人公が飛行機の図面を引くシーンでぐいぐい使っていたな。

ちなみにこの携帯用レザーケース入り計算尺は竹と金属でできていて、目盛りを読むための拡大鏡が付いている。手持ちのレンザティックコンパスや手巻き式懐中時計と組み合わせれば面白いことが出来ると思う。

アフリカの風改め新しく始まったNHK-FM「MISIA 星空のラジオ」を聴きながらこのへんで眠る。

2015年3月27日(金) ライターの片割れを修理に出した

散髪の足で鮎を扱う商店へ行くと、顔を覚えて頂いたようで、いつもすみませんねと声を掛けられた。道中、祖父宅に立ち寄り土手の野蒜を掘った。これ書き終えたら囓って食べる。

近ごろよく名前を聞くラフマニノフの曲を聴いてみたくなり、友人のおすすめの2番が入っているラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1~4番のCDを入手した。ラジアンが始まるまでリッピングしておいて朝に聴こう。

2015年3月21日(土) 眠たい

  • 鮎の塩焼き食べてます
  • 朝に墓の掃除をやって些か疲れた
  • 今までに撮った写真を繋げるだけの折本思案中

折本に使ってきた画像のサイズが馬鹿でかくて、フォント入りのPDFをプリントサービスに弾かれちゃった。PDF軽量化ソフトは使えるだけ使って小さくしているのだけれどなあ。

PSDファイルからA3の300dpiに抽出したのをAcrobatで軽くして、フリーのPDF圧縮ソフト駆使すればセブン仕様の2MB未満に抑えられるだろうか。旅灯亭のお話のはじまり、あのPDFは1900mm x 2715mmあって、よく考えたらすげえ話。ちなみに普通のA3紙は297x420mm(300dpiで3508x4961px)PSDファイルの縮小から始めないと。

なんか近ごろわたたしてる。

2015年3月13日(金) 猫の春

原付で街角を走っていて野良の仔猫を見かけた。仔猫というかちょっと大人びた感じで、サバトラのようなサビのような、なんとも言えない毛色をしていた。一瞬だったからよくわからない。

猫というと、うちにあるネコヤナギの切り枝が今まさにすべすべふさふさなのよなあ。小型のネコヤナギは地元の伏流河川の河原に自生していた気がする。あの銀色の毛玉みたいな外套、できたら撮りたい。

このdiary.txt、これを書いている時点で90KBほどあって、いちいち読み込むのが重くなってきた。100KBあたりで対策しなきゃと思っていたものの、思いつく案はぱっとしない。そもそもこんなサイズになるまで書いてるとは思わなかったぞ僕。このままやってみて500KBあたりでログファイルを別につくるか、なにかいい案を募集したいところ。

折本過去作の公開、明日中にやってしまわないとなー。ローソン系列のプリンタだと、全面印刷にはモジュールかなにかを組み込む必要があったはず。選択肢は多い方が良いに決まってるし、やらねば。

ここ数日になって、NHK第1やNHK-FMでイスラム国のことをアイエス・イスラミックステートと呼ぶようになった。報道メディアのしがらみなどあったのだろうけれど、もっと早く周知されていればと思うと、なんだかなー。

2015年3月12日(木) 震災の記憶

どこにも吐き出せないからここに書く。今は無きSNSでひと言だけ呟いたけど。数年前、確か2012年、大阪で生活していた折の喫煙所で、歳のころ十八、九の専門学校生たちが「震災ボランティアって自分探しみたいでムカつくんだよね」という趣旨のことを話していた。たばこを潰し黙って立ち去ったあのときの思いを、僕は未だに忘れない。

二十年も経ったり場所が異なれば、認識が違うだろうかという疑いは否定に苦労したし、率直な感情ではくそがきが、というところだ。

Twitterのフォロワーさんに仙台在住の方がいて、輸送インフラが回復したとき自分なりに物資を送ったりしたけれど、もっとうまいやり方があったはずという後悔がある。

輪番停電の合間を縫って西日本の知人に連絡したときは、ひどい報道が入っていくるばかりで連絡するのも憚られていた、と語られたりもした。

震災後の連休には茨城の沿岸を辿った。犬吠埼灯台に登ったり、貝の夥しく打ち上げられた海岸を散策したり、那珂湊の魚市場で喧噪に包まれながら買い物をしたり、かつて自転車旅行中に知り合った人物と再び会って話をしたりと、あのころは現実の出来事を自分なりにかみ砕いていた記憶がある。

宮城にはその後二度、キツネ村などを目当てに訪れている。仙台空港の周辺がまだ広々としていた頃合いで、そこで見上げメモ代わりに撮った写真には「ここまで津波が到達」「4.05M 東日本大震災 大津波到達水位 2011. 3. 11」とある。

今年、栃木ではようやく生しいたけの自粛出荷制限が解除され、品評会など開かれているという記事を読んだ。放射性物質の検出基準をクリアしたとのことだ。

震災のこと考えるの、疲れる。

YOMIURI ONLINEの本よみうり堂に吉田篤弘の「ソラシド」にまつわるあれこれの記事が来てた。冬の空気が立ち去る前に読み終えないと。

2015年3月11日(水) 工芸茶を淹れたい

ルピシアの発送、早くなってるなあ。二、三年前は十日ほどかかったのに今は注文から二日後に届く。サクラ・プレミアムなど取り寄せたので、明日か明後日の朝に淹れる。珈琲のゴールドフィルターもまだ使ってみていないしね。

風邪ぽいので、今日も大事を取って早めにしゅーみん。