のんびり過ごした日。『エンドロールのつづき』観た。インドの田舎町で映画に夢中になる少年の話。階級制度や社会の変化にままならなさを抱く大人たちも描かれて、ぎゅうって思いがする。子供たちが映画を動かせた場面は少年の人生が動きはじめる転機とも重なるかのようだった。願う人生を誰もがそのように歩めるわけではないという痛みを伴いつつ、少年が物語のために未来を向く姿がよかった。自分のかわりに未来を託すひとの祈るような気持ちには、いつだったか前に観た『シング・ストリート 未来へのうた』のお兄さんと重なるところを思い出し、再びしんみり。関係ないこととして、あさってまで工事で断水するのだよねえ。ひごろ水が使えることのありがたさよりこうした不便さを感じるのは仕方ないか。それから、三日の夕方にはISSの絶好のパスがある。予報では曇り気味だけれどちょっと覚えとこ。