くだもの市場や産直を覗いたり、買い物がてらクリーニングへ出した衣類を受け取ったり。まっすぐ続く道を原付で走り気分がくつろいだとき、もうずっと予定を片付けることばかり考えて気持ちに余裕がなかったかも、と思った。それまで時間の使い方がぜいたくすぎたというのはあるにしても、いつからかタスク消化が目的化したような生活をしており、気ままな散策なんてのとはしばらくご無沙汰だしね。ひとと接する機会が増えたぶん回復の時間が要るから、そうした側面からも生活は変化しているのだろう。体力や気力、時間の分配を気にする時期にもうとっくに突入していて、これは今後何年かは優先度の高い課題であり続けるんだろうなー。その先でなるべく好きなことをしたり、ライフスタイルを選びながら生きたいという目標があるから、これでよいと思うけれど。夜になり、中秋の名月とのことでぬいたちと空を眺めたものの、月はちらっと姿を覗かせたきり雲に隠れた。月餅おいしゅうございました。