那須のガーデンへ。今年の春は季節の巡りが早かったこともあり、このタイミングだと園内のばらはもう枯れ始まっているのでは、なんて思いながら訪問した。思いのほか花盛りらしく、萎れ始めた花々は確かに目についたものの、庭の中はまだまだ見どころに溢れていた。仮に時期を外しても、萎れて枯れた花にだって美しさはあるわけだしね。それはそうとして、ここの最盛期が見たいなら五月末に来るべきなんだと痛感した。一時間ばかり園内を撮って歩き、日射とマスクでふらふらになりながらガーデンを出た。本屋に立ち寄ってハヤカワ文庫の華氏451度を購入。それから、別荘地としてざっくり区画分けされたある一帯の頼りない道を、原付でのたのたと通り抜けた。一帯が下草の少ないコナラ林ぽいのをGoogle Earth ProやGoogleマップで見つけたため、その確認。道は荒れていたけれど曲がりなりにも舗装されており、おかげで両側に広がる林内も見通しが利いた。いい感じだ。いずれここへきのこ探しに来るつもり。そして山野草の店をちらっと覗いてから帰途。初夏の避暑地は人口密度や車の往来がまんべんなく多いように思った。気分はいぜん低め安定で、なかなか標準的なラインまで戻ってこない。