乃木神社に立ち寄ると、神職さんたちがひとけの無い境内で雑草をむしったり、その様子を社務所の売り場から眺めたりしていた。
植木屋に頼んで邪魔な庭木を倒す話が進んでる。柚子には実やアゲハの食草という点で未練があったので、その枝を二本ばかり切り取って断面を整え、水に挿した。これらが発根すれば敷地の隅へでも移してやるつもり。
ものの弾みで哲学方面の本に手を伸ばした。論理的に考えることが苦手なうえ、いろいろと平行して読むたちなので、そちらをいつ切り上げられるか全く見当が付かない。実存主義はどうだろうかと思い、まずはそのあたりの源流らしいキルケゴール『死に至る病』(岩波文庫)へ着地予定。哲学は放っておいたらいつまでも縁が無かったんじゃないだろうか。