スター・ウォーズのエピソード5を観た。C-3POがチューバッカに修理されて気持ちいいとか言ってるシーンで笑う。対峙する親子の表情がすごいなあ。ベイダー卿に来いとそそのかされたルークが手を放し転落していくシーンで、二人はなにを思ったんだろう。ルークはたぶん怖れと勇気だ。あのおやじさんの邪悪な愛が、この先の物語で報われることはあるのだろうか。あ、フォースの覚醒で黒い兜のどくろを祖父と呼んでいた彼は、ルークの子供か甥? スカイウォーカーの物語ってそういうことかー。いまになって大まかな全体の構造が見えてきた気がする。とすると、ライトセーバーの使い手なレイは系譜のどのへんから来た人なんだろう。思っていたよりヨーダは喋る人だった。
youtubeに最新作の予告編が来ていた。最後にもう一度だけ友人たちに、ってどういう台詞やねんC-3PO。この人物の辛口ぶりとやれやれ感がわりに好きになってきたから、物語のしんがりで力尽きて欲しくはないなあ。
JAXAの超低高度衛星技術試験機「つばめ(SLATS)」が軌道保持運用を全うして、少し前に運用停止のため停波作業をしたという。予定の運用がすべてうまく行けば、後期運用とかいう「どこまでいけるかミッション」に移ると思っていたから、切り上げてもうおしまいというのは意外だった。停波作業というのは、衛星を順調に飛ばして十分なデータが取れた、ということなんだろう。任務としては地味なほうだったけれど、まあつばめは探査機ではないものね。この衛星の名前募集に応募したら採用枠に入っていたということがあり、以来、なんとはなしに近況をチェックしたりしていた。高度200kmへダイヴして希薄な大気を切り裂きながら飛行するそのコンセプトには、海の波を蹴立てて進む船のような印象もあった。そのうち、より深い大気へと沈んでいって、ひとりで燃え尽きるのかなと思う。