祖父母宅を訪問。お盆にはこたつの前にいた祖母は現在、介護ベッド上で寝たきり状態になっており、言葉を喋るにも喘ぐ様子だった。僕はにこにこしているのがよいのだろうけれど、正直なところどんな顔をして祖母と対面したものか、かなりな戸惑いがあった。この戸惑いに慣れることは無さそうだ。いま申請している祖母の介護認定がそれなりであれば、ヘルパーさんを呼べたりデイケアを利用できたり、周囲の負担が軽くなるとのこと。
僕の場合、身近な人が去っていくのは、二十年前の父のとき以来になるんだろうな……。いや、この七月には猫のことがあったか。あのときは腫瘍の摘出自体は上手く行き、その説明を受けつつ安堵から僕は幾年分も泣いた。
それはともかくして、敬老の日が近いから祖父の好物な鮎など持っていったのだった。
関係のない話で、夜の街明りに紛れて散歩やジョギングがしたい。不審者と思われるのは不本意だし、懐中電灯のほかに反射素材の何らかも揃える必要がありそう。
BEASTARSの9,10巻を一気に読んだ。青少年の王道らしい展開を踏んでいながらも着地点が全く読めなくて、わくわくするなあ。それにキャラクターたちが描かれながら成長していて熱い。
ディエンビエンフーtrue endの3巻が刊行されたとのこと。途中で黒歴史化が行われたり掲載誌を放浪したりで、物語冒頭のあの爆破シーンへ辿り着くまで、とてもひどい難産(サバイバル)だったと思う。やっと終わった物語なればいずれ粥のように読みたい。