古びた椅子を新調した。座り心地がとてもいい。
祖父宅でもらってきたきゅうりがあまりにも美味しくて、もう一度もらいに行った。マヨネーズや味噌をなすりつけてかじるのが正義。瑞々しい。
じーちゃんちの赤しそ、特に世話をしているわけでも無かろうに、つやつやでわっさわっさで虫食いの跡がない。これが農家のポテンシャルなのだろうか。
自宅の鉢で育ててる青しそと赤しそは、後者の香りがほとんど無い。必然的にそばや冷や奴の薬味に使うのが青しそなので、ただいま収穫を躊躇いたくなってくる風通しの良さ。毟る葉の順番を上手く調節して、脇芽に期待しよう。
一緒に種から蒔いたふうせんかずらは早速、いくつか提灯のごとき風船を膨らませ始めた。ふうせんかずらはわりあい控えめな印象の植物で、そのため好意を持って支柱を立てたりしている。
庭中にばらまいたジャーマンカモミールの種(知識のないことに春蒔きした)はしその隣の放置プランターでわさわさと繊細な葉を伸ばし、トウを一つ立てて可憐な白い花を咲かせた。
来年は茗荷も育てたい。適度に湿気っぽい木下闇が敷地の隅にあるからその辺に植える。さして手がかからず食事に用いる植物は、特に春夏は育てると楽しい。