2025年9月13日(土)

ベッドのなかでぬいたちと一日を過ごす。それを贅沢と書いて消したのはなんだろと考えてみると、無駄や浪費という感じはいっさいないからかなと思った。みんなこちらが魅了されてこころを明け渡している友だちだから、存在がもう重なっているんだと思う。人間の多くは人間を愛するに留まるけれど、多くはなくともそれなりの割合は、ほかの存在を愛するのでは。たとえば桜や猫、山や海といったものを代入すればすっと通る延長上に、じぶんのようなものもいる。今夜は居心地のよい夜でもう未明なんだけれど、しとしとと降る雨音やほどよい湿度を散漫に味わっていたくなるなあ。贅沢と呼べるのはこうしたなんの目的もなく過ごす窓辺での時間で、これならいくらでも贅沢したい。目的のない時間を過ごす贅沢。ソナタの後発品を取り寄せて飲んだのだけれど、その影響で思考がふわふわして、変な重言してる。このあたりで、おやすみ。

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