午前中は通院して午後まで通所。新しい相談員さんとの顔合わせがあった。担当スタッフさんからは「噛めば噛むほど味が出るひとですよ」とじぶんのことを紹介していただき、うれしい。午後は小さな美術館へ企業見学へ向かうつもりだったのだけれど……その先方とのやりとりがぐいぐい進み、「あしたにでも履歴書持って面接にきなさい」というお話になり、そのように。すでに応募者は一名いると聞いていたけれど、感触からして面接がうまくいけば一日でも早くこちらに就いてほしそうな気配。その求人は美術館のお庭の手入れが主な内容で、季節柄、敷地内に植えてしまった竹の処置なども急ぎの要因のひとつらしかった。提示したポートフォリオが気に入られ、自慢するから貸してねと持っていっていただいたのも大きかったような。そこのコレクションと芸術家は植物に造詣が深いため、花を捉えたじぶんのポートフォリオにはそことの関連を見ていただけそうにも思う。帰り際の車内でスタッフさんと混乱したり喜んだりしつつ、履歴書を完成させるために通所先で作業をしたり、ハローワークに求人票を取りに行ったり。周りのかたたちからはもう就職が決まったかのように反応していただいてるけれど、これでまだなにかが決まったわけじゃないのが緊張する。例の代わっていただいた相談員さんからも「おめでとう」と連絡があったとのことで、割り切れはするけれど複雑な気持ちもするものだね。NPOさん併設の喫茶店スタッフさんからも電話があり、三月に開かせていただいた小さな展示会にプロの写真家さんがいらしていた件で、展示作品に関心を持っていただいたためその方からのポートフォリオを(自己紹介として)こちら宛に預かっている、とのことだった。びっくり。無料配布したポストカードの作り方が特に気になるとのこと。こうしたかたちで興味を持ってもらえた……! そのポートフォリオの受け渡し日程とあすの面談とがバッティングしたりもして連絡にわたわたしてしまった。動くときって状況は一度に動くものだね。ひとまずあす午後の面接をこなせたらその後の状況が決まってくると思うから、今宵はよく休みよく眠るべし。こうしたことを自分事のように喜んでくれる周りの方々のことがうれしい、そうした二重の気持ちがあるよ。じぶん、だいじょうぶ? みたいなたまに出る問いがいつになくやさしく心地いい。