2024年7月23日(火)

洗濯をして過ぎし日。探していた「蛤と帆立の白だし」がスーパーに置いてあるのを見かけて思わず購入した。日暮れごろにすこしばかりの雨がぱらついていった。『ハンナとその姉妹』観た。ニューヨークに暮らす三姉妹と彼女らを取り巻くパートナーなどの人々の姿が描かれる。コメディ調の軽やかさで話が進むために、重いできごとも「そしてこうなった」的に扱われ、それが落ち着くべきところへ落ち着いていくおだやかな情感と結びついていた。作中の季節が秋なのがよかったなー。黒ずんでしっとりした街並みや落ち葉の敷き詰められた公園を登場人物たちが歩くようすは、この季節だからこそ心境の描かれ方がこうしっくりとくるのだろねと思えるものだった。ニューヨークという街の印象そのものがそうなんだろうか。コメディものってじぶん向きなのかなーという気持ちではじまったものの、くつろいで観ることができた。ひと息ついてこれを書きつつ、金鳥の蚊取り線香をことし初めて焚いてる。

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