2024年7月13日(土)

買い物へ。レジのかたから、なにかお店でもやってらっしゃるんですか、と訊かれた。おしゃれですねとのことで、褒めていただいたことの突然のうれしさ。この言葉はほかの場所でもいただいたことがあり、どんなお店のイメージなんだろうと逆に不思議に思ったりもするのだけれど、そうしたことを質問で返すのも変かなと当たり障りのない会話に終始してしまうのだった。ある意味で浮いているのかもしれない。いまはむしろお仕事がほしい立場なのだよねえ。日没後、暗くなった庭を前に風を通しつつ夕餉を食んでいると眠気がやってきた。床でひとときまどろんだりするうちこれはお布団へいく眠たさだと思い、そのように片付けをしてこれを書いてる。眠れるありがたさ、気持ちよさ、憩いとしての夜、そうしたことはどれだけ慣れてもわざわざ立ち戻ってきてかみ締めるのだろうと思う。うとうとしつつ気持ちはおだやかという夜があり、気まぐれなそれは一日の終わりを甘い余韻で満たしてくれる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です