よく晴れた日。Stable Diffusion webuiの環境をつくったりしていた。適当なプロンプトでもおおと思うようなイラストが生成されたりして、面白さはある。LoRAやimg2img、ControlNetの機能を使って、テイストから構図まで変えられることを知り感心したり。そのうえで思ったのは、へたっぴな落書きでよいから自分で紙に描いてみるのがよさそうだね、ということ。それを取り込むことで見栄えのする画像も出力できるかもしれない。そうした基部にある素朴な創造性は、いまのとこAIでは手出しがしづらく人間に委ねられた領域のように思う。そして個性というか、個人的なこだわりを反映させたいと思ったら、いずれは出力物に自分で描き加えたり編集したりという作業は避けがたそうだなあということも、ひしひしと感じる。写真の登場で絵画はかえって表現の内面を追い求めたように、誰でも画像生成をできるようになったときに問われるのは、絵を描くことが好きかどうかという行為への情熱なんだろうね。あとは呪文を英語で唱えるにあたってDeepLが活躍しており、自分の不勉強がこんなとこで露呈してる。ものごとってなにがどうなるかわかんない。写真にも音楽にも支えられるなんて、むかしは思いもしなかった。