久しぶりに祖父宅へ立ちよってののひろ(野蒜)を掘ったり、ほか通院など。エンデの『モモ』(岩波少年文庫)を読みはじめた。この本はそれなりに長いこと本棚にいたと思うけれど、読まれるべき時がきて自然と手が伸びる、そうした機会がいまなんだと思う。積ん読には間合いと頃合いがあるし、そろそろ時間も大切になってくるはずだしね。ひともものも生きものも、いっときここにいてやがては去っていく。このさみしさと左胸の鼓動こそがいまここにいることの手触りだよ。Spotifyでおすすめされた椎名林檎の『孤独のあかつき』がよかった。