2022年3月8日(火)

かばんのポケットを整理していたら、トリアゾラム0.25mgが1シート、手つかずのまま入っていた。ずっと前に必要なくなって処方から外れた睡眠導入剤。突然へそくりが出てきたくらいうれしい……。ちょっと苛立つことがあったのだけれど、尊敬できる人たちに肯定してもらえてることを支えにして、自分をよりよくしていけばいいよ。おくすりで喜んでいると説得力が減るけれど。あしたは情報誌制作の見学へ。

2022年3月7日(月)

いつものことであるし、冬場ともなればなおさらだからとあまり書いてこなかったのだけれど、今期もネガティヴな思考がまとわりついて、あたまのリソースをかなり奪われてる。怒りや憎しみといった負の感情は、ろくなものでもないわりに際限なく汲み出せる、コスパだけはよい娯楽だと思ってる。ので、そういったものを思考に癖つけたくはないのだけれどな。原因と対策はいくつか思い当たるものの、そもそも解決するものかどうかは見当つかない。ただ、当座をしのぎながら生存しているうち期せずして解消されたことについては、鬱状態と不眠症で経験してる。過ごした日々がいつか答えになると槇原敬之氏も歌っていることだし、できるだけ周囲にも自分にも振り回されないよう、淡々と前を向いていけたらよいな。……こうやってお行儀のよい結論を出しがちなのは根拠のないポジティブシンキングなんだろうかというのを、自分に対してどうも拭いきれない。疑いをなくしたらいずれ暴走しそうな気もする。はいはい、もうねゆ!

2022年3月6日(日)

祖父の命日を前倒しして、母と墓参りに向かった。ホームセンターではクサソテツの苗などを買う。こごみを採るにはどこへ植えようか。風が強く、山からとばされてきた雪が本降りのように舞った日。なけなしの意欲がいつのまにかまた底をついている気がする……。

2022年3月5日(土)

よく晴れて暖かい日。日がなお布団でうっとりまどろんでいた。日の暮れるころ吹いた強風は春一番とのこと。アーマンディ・アップルブロッサムの苗が届いた。ロシアのウクライナ侵攻の件で、日本は間接的に参戦しているようなものなのかもしれない。というか、そうだね。あす朝は少し早めの墓参りへ向かう予定。もう一段か二段階くらい痩せようか。この歳で綺麗なものを見ると「ああ、綺麗だね」という気持ちがふわっと上がってきてそれきりなのだけれど、小学生や幼稚園生のころであれば、前にも書いたように魔法的な魅了のされ方をしたのだろうと思う。もしかしたら……ほのかな魅了の残滓がアンテナに反応したら、そこを丹念に探るというか反芻すれば、あの感覚はよみがえるかもしれない。自分はときどき、かつて当たり前のように持っていたけれどすっかり損なわれたものを、取り戻そうとしている感じがする。ほとんどのものは取り戻さずともよいもので、なにかに縛られたりせず好き勝手に生きてよいからね。

2022年3月4日(金)

Netflixで『鋼の錬金術師 Fullmetal Alchemist』のラストあたりを見返していた。知りたいということ、信じられないということ、それらは七つの罪と同じくらい破滅をもたらすものなのかもしれない。作られたいのちの宿業の、その対照のように描かれる人々のすがすがしさは、生に向き合うことで生まれるものだな……。中川翔子『RAY OF LIGHT』がよい歌。

2022年3月3日(木)

主人公(?)の風貌が気になって『SANDA』を読み始めたのだけれど、冒頭1ページ目から女子と書いてある。あっはい(はいじゃないんだよ)。それとは関係のないことで身体の気分がわるい。横に長くなるべし。クレマチスのアーマンディ・アップルブロッサムを注文できた。「一日三回検索をかけて粘れ」ということを実行していたら、あてにしていたショップへ苗がしれっと入荷していたことに気がつけたのだった。うれしくて変な笑いが出てしまう。もう後戻りはできないから、庭に手を入れる諸々の作業とパーゴラを作るところまで、自分を追い込んでいこうね。

2022年3月2日(水)

自分ヘタレだーと思うことがあり、通りすがった高台から町の景色を眺めた。高いところから風や下界の音を受けてぼーっとすることが、なぜか昔から好きだった。高校のころ授業をサボってひとりになりに行った場所が、やっぱり屋上や非常階段だったからかもしれない。その性質がいまも自分に息づいているのだとしたらうれしく思う。それできょうの話だけれど、景色を見て風に吹かれるうち、気分はなんとか切り替えられた。いつもこうできたらいいのだけれど。ちらっと立ちよった園芸店では、苗売り場に春の花があれこれ並んでいた。もう春ってことにする。

2022年3月1日(火)

三月入り。午後になりお湿り程度の雨が降る。ここ幾日かの暖かさに加えて暦が変わった印象の変化もあるのか、日没後に買い物へ出かけた道すがら、大気の肌触りはぐっと春めいていた。そのうち園芸店に足を延ばして花の苗を見て回れたら。