NPOさんのところで活動や情報誌制作の打ち合わせなど。写真が得意な人として認識されているのだなー。次号の情報誌ではそこの紹介が主。僕はそこで行われている活動をなるべく幅広く撮って抑え、制作について他の方々の選択肢を増やるようにできたら、と考えているのだった。やれるだけのことはやるつもりだけれど、あまり無理をしても本末転倒だから、ほんとに可能である範囲で。解散してからはゲタ箱展というアート系の展示を見てきた。そこは廃校舎が工房やアトリエのように活用されている施設、という認識でよいのかな。校舎入り口のゲタ箱ひとつひとつに作品が収まっており、数えてはみなかったけれど、百以上も展示されていただろうか。素材もモチーフもさまざまな作品を見て回るなか惹かれたのは、ゲタ箱のではなく、一緒に展示されている絵だった。撮影OKとのことだったから部分的に載せるけれど、下の写真の生きものの、この表情が読めなくてすき。あと口元の曲線がかわいい。加藤梨華という方の「Grafitti-OHTAWARA 2017」という作品とのこと。美術や芸術はさして分かるわけでもないけれど、どんなふうに見たら面白く感じられるかを心がけてみるといいことあるかも、という文章をどこかで読んでから、そんなふうに見てるのだった。今回の展示では、表情のある作品にはとりあえず目を合わせてみた。不思議と目が合わずどこか遠くを見ている人物や、これは笑ってる目だよねという馬など。なにか展示の場へくるとわりあいくまなく眺めてしまう……。帰り際にフリーペーパーを大量に頂いた。