歯は来週水曜に抜糸が決まった。原付がパンクしてしまった。馴染みのバイク屋さんに連絡すると不在のようだったから、あすまた電話するつもり。『ジョン・ウィック』観た。キアヌが有無を言わせずにやくざ者たちを死体にしていくさまは止まらない重機のようで、この復讐譚の気持ちよさに自分は変な笑みを浮かべていた。かたぎとやくざ、敵と味方、生と死など、あちらとこちらがはっきりしているときにやることは決まっている。こっちの強さを示せってことだ。観ていて血が上る気持ちよさだった。一度はダメ息子を売ったボスが大麻を吸って気を大きくし、よせばいいのにジョンへけんかを売るところのしょうもなさに、親が子に感じていた残念な価値が表れていたように思う。殺し屋ホテルの支配人が裏切り者に宣告する「パーキンズくーん」の薄っぺらさが、この作品での命の価値が端的に表現されているようで、とてもすき。造作なく始末された彼女も諦めていたようだったし。ラストの動物病院のあれって殺し屋には倫理観がないからいいのだろうか。この作品は続編がいくつかあったけれど、もしかしてジョンが絶望ばかりさせられる、そういうシリーズってことだろうか。やってしまえという気分になったらそちらもチェックする。