二度目のローグ・ワン観た。この熱さは信念に手を貸す人々の熱さだなー。「この再会は、罠だろう」と半ば独りごちる、手練れなソウの猜疑心と孤独、そこから破滅に向き合った気高さを思う。ていうか登場人物みんなが渋いかっこよさを持ってる……謎触手に自白を強いられた元帝国軍パイロットのボーディーは、時の経過に従ってしっかりと基地の偵察やフライトをこなしており、それは元からあった責任感と誠実さに裏打ちされた行動に見える。デススターの設計図奪取となってから最初に手を貸したのも彼だったしね。「楽には行かないよな。ていうかかなりキツいけど、やれるさ」という台詞で見通しを持てた。野武士ぽかったベイズは、冷めたことを言いながらも本拠地まで一緒に来て奮闘してくれたし、キャシアンは彼自身の戦いを抱えていたものの、最終的にはジンと運命を共に行動した。彼が彼女の側にいてくれてよかった。また、ジンがK-2SOにブラスターを渡した場面の「これを使って。欲しかったんじゃないの」「ジン・アーソ。あなたの行動は、常に予測不能です」が、信頼を共有していて、よかった。そして盲目の武闘派僧侶、チアルート・イムウェがかっこいい。見えないものがあるが故に、信念がそれを可視化する、その熾烈さが、つよい。頼むからそこで死んでくれるなー。部隊全滅ってなんなん。そうか二次創作だったか、ごちそうさまだよ……。あまり上手く行ってない連中がひとときでも連携して未来を託したところに、伝説にはないヒリヒリする感じがした。
さっきもそうだったんだけれど、週二くらいの頻度で祖父が電話を掛けてくる。どうしたんだろうと思いつつ直近の出来事など交わしていて、最近になり思うのは、じいちゃんは話し相手が欲しいらしい、ということ。用事がなくても彼のもとに立ち寄ろう。格安回線のSIMが届いたんで祖父に渡すタブレットの調整をしているところ。