スター・ウォーズのエピソード6/ジェダイの帰還を観た。このパートで複数の伏線が回収されたように思う。レイア姫がルークの双子の兄妹だと明かされたことにより、『フォースの覚醒』を観て疑問に思っていたレイの出自はこのへんから伸びるのかなー、という示唆がもたらされた気がするよ。緑の惑星エンドアの原住民イウォーク族、これはどこかで見たことがある……プレイステーションの『デュープリズム』だ! ゲーム中に登場する樹海の小人ガムル族は、大木の幹をぐるりと取り囲む空中に住居を拵えていた。そうした住み処も、毛皮らしき被り物をした小柄な姿も、イウォーク族のそれにそっくり。ゲーム側のオマージュなのかなと思いながらも、わけの分からないところで糸が繋がるものだなー。核心の親子対決はあちこちに琴線に触れる部分があり、コンテンツとしては美味しいんだけれど、かなしかった。互いにお父さん/息子呼びしている二人の立場のすれ違いが「今さら、なにをしても手遅れだ」という台詞に集約されて辛い。皇帝とその電撃で苦しんでいるルークとを交互に見やるベイダー卿の葛藤もあまりある。なんか妙にベイダー卿に肩入れしてる気がしないでもない……。それでも、以前ここに書いて疑問に思っていた彼の愛情の行く末については、息子への「すでにもう助けてくれた」で僕のお株をすべてかっさらっていった。お互いに心が通じたんだなー、よかった。そして、回収した卿のどくろを『フォースの覚醒』で祖父と呼んでいた彼(名前忘れた)が、きっと最後にレイの前に立ちはだかるのだよな。……ん、もしかしてそこは、いとこかきょうだいの対決になるん? ええー。
これでスター・ウォーズの旧三部作を観終えた。12月20日の作品公開までに、新三部作、ハン・ソロ、ローグ・ワン(一度観てる)、エピソード7(一度観てる)、8という流れで視聴したい。週に一作のペースなら十分に間に合いそうだ。公開されてもすぐに映画館へ行くかどうか、分からないしね。
果物とスパイスから馬鹿丁寧にヴァン・ショー(ホットワイン)を作って飲んでいた。去年のルピシアだよりにレシピが載っていたもの。矢野顕子さんの『クリームシチュー』が心のやわらかいところへ届くような。