2019年10月13日(日)

台風一過の晴天。午前中に祖父の元へ電話を掛けると従弟が出て「家の横を流れる用水路が溢れたため、納屋にあった籾殻付きのお米が水浸しになり、いま干している」という話だった。そちらで育ったうちの母によると、そのへんが浸水するのはかつてないことだとか。屋敷周りはずいぶん頑張って掃除したのになー、全く別の箇所から水の害に見舞われてしまった。そのあと道の駅の産直を覗いてきた。帰りがけにちらっと見た川は茶色の濁流が河川一面に流れていたし、市内には川岸が決壊した場所もあるそう。わざわざ被害の大きさを書く気分じゃなくなってきたし、本でも読んで眠ってしまおう。椎名誠の新刊が読み止し。世界中の辺境を旅してきた行動力の権化みたいな人が、それら何十年分かの記憶をエッセイで振り返りつつ、孫たちの振る舞いに眼を細くして、家にいるのがいいと書いていた。

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