夕刻より雨。
唐突に「喫茶店でも開いたらいいんじゃね」みたいな提案が舞い込んできたんだよね。会社を辞めたがってる大叔父が協力するかもとか、立地そこそこの土地と建物をただで貸すから、っていう。いろいろ察しろという向きのようで、僕としては寝耳に水なうえ現実感もない。大丈夫か。
昨夜からSteamのきつね操作ゲー「The First Tree」を始めており、作中の細かい含意など翻訳もせずに実績を解除してしまった。無駄なBGMが流れないことや透明感に満ちたグラフィックはなんだか、PS1のスパイロ×スパークスを思い起こさせる。きつねが自分の家族を捜しつつ男女二人の記憶を辿っている、と言う趣旨は分かるんだけれど、しまったなあ、勢いだけで随分と物語を進めたために、関係性や時系列が把握できていない。操作はすぐ慣れるもので、美しい自然をパンさせるだけでも爽快感がある。
うーん、ゲームって夢中になろうと思えばなれるだけに、Steamで面白い作品をあれこれ見つけ出してプレイすんのは、自分に引け目がある。目下やりたいの再掲。
- Seasons after Fall
- Homesick
- Rain World
- Astroneer
- OneShot
それから吉田篤弘の新著である「遠くの街に犬の吠える」を読んでいる最中。「クラウド・コレクター」や「すぐそこの遠い場所」で扱われていたテーマの一つである「消えゆく音」が、今回の新著の冒頭数ページからも強烈に漂ってくるのを感じて、物語の続きをもどかしく思う。毎年恒例となっているムーミン・シリーズ冬の章も読み進めたいし、この季節は夜が長すぎるってことは決してない。