今月末に地元で文学の講演があるとのこと。テーマに沿って何らかの話をするのだろうなあと思っているけれど、そのひとりが作家の三浦しをんさんだ。このひとの「しをんのしおり」という本は口語体の切り口が面白かったし、クラフト・エヴィング商會とタッグを組んだ「『罪と罰』を読まない」は名作を初めて読む楽しさが伝わってきて、こちらもやはり良かった。
そんなんで、僕からは三浦しをんさんを面白いことを考える人と知っているものだから、月末の講演を聴きに行くことにしたよ。椎名誠さんが著書で折に触れ「頼まれて人前で話をしてビールを飲んだ」みたいな記述をしていたから、あんな感じでえっちらおっちらと地元を訪れて下さるのかなあ、なんて思う。
それから今秋ようやく言うこととして、肌寒い。