「おるもすと」を今さら読了。金曜日の本と銘打ってあるし、良いんじゃないかな。折り込みの折本(重言)を読むに、移り変わる舞台と受け継がれる物語のことを思う。
……千と千尋の神隠しを観てるんだけどこれは変なところにクるなあ。湯婆婆と銭婆がなんというか父方の祖母に似ている。僕はあの人がまだ生きているかどうかを知らない。「抱きしめられたい」が柔らかい傷薬のようで、初の糸井重里さんの本をゆっくり掬うように読んでおり、これがいま手元にあることがありがたい。付属していたカードには「自己肯定的。」とひと言だけ書かれていた。
千と千尋、おしまい。
「天使も怪物も笑う夜」のA面を聴いてる。たしかラジオ放送の趣向だったはず。「ソラシド」を出来れば今冬に読み終えたい。そのあいだに街の灯を見下ろせるところへも。まあ、ラジアンまで待つかね。