すこし元気が出てきた。溜まっていた洗濯ものを片付けたり、買い出しに出たり。果物市場ではぶどうの値段がこなれてきていた。活きのよいもこもこした雲が空を流れる日で、日差しはまだじゅうぶんに眩しい。それでも夕からの風は気温が落ち着いて過ごしやすくなってる。自分は新鮮な空気が好きで、なるべくなら場につねに風を通していたいのだよね。これからまたしばらくは窓を開けておける気候になるから、それはそれで歓迎。春にはあれほど春が続いてほしいと言っていたのに、秋が来れば秋がいいとか言っている自分の浅さが好ましい。そうした浅さで人は生きていけるのでしょう、と書かれていたのは星野道夫さんの本だった。
2023年9月11日(月)
土日は疲れて書き忘れた。土曜日。NPOさんへ向かい、朝から夕方までジェラートの試作をしながら、合間に雑談やボードゲームをしたり。その日が最終日という実習生さんとはそれなりに話したのではという感じがする。喫茶店へ来年一月に出せたらという予定だったそのジェラートは、来月頭の喫茶店開業25周年のイベントで試験的に出してみようかという話になり、レシピ調整の日程が新たに入った。そのイベントの設営要員としてもお誘いをいただいたから、またなにかしら役に立てそうだ。次の日曜日は疲れてぐったり。自分にとってはひとりで過ごすことが酸素のようなもので、ひととの交流は例えるなら水に潜って綺麗な貝や宝ものを拾ってくるイメージ。人前に出るのは好き好んでやっていることだけれど、あまりに潜ると窒息するし、それに比例して回復に時間がかかるのだよね。活力はうまくやりくりしましょう。ぼんやり思案していることとして、高原山の後ろの湿原と那須岳に、それぞれ今月中くらいに登れたらよいのだけれど。
2023年9月8日(金)
雨雲の隙を縫って定期通院先へ。ここしばらく景色に目が向かなかったためか、庭や辺りのようすに季節がすこし進んだような印象を受けた。道ばたの雑草も趣深く感じられて、足を止めたわずかなあいだにしみじみとしたり。処方を受け取ったあとは雨が降り出すまで余裕がありそうだと踏み、スーパーや百均など回って用事を済ませ、帰途。予報ほどに降らなかったのはおおむねよいこと。しんどい気分をなだめるようにランプの明かりでごはんやお茶をしつつ、ほの明るい夜空を見上げていた。あすは朝からNPOさんのところでジェラートの試作があるから、早めに眠る支度をしよう。体重は直近三ヶ月で8kgほど減り、この一年でリバウンドした分を取り返して最低水準へ来られた。この調子。
2023年9月7日(木)
比較的ぐったり。ポケモンSVにてミュウツーを手に入れた。対策ポケモンのミュウに下準備をするのにすこし手間が要ったけれど、オンラインでレイドバトルに参加するのも楽しいかもねと思ったり。
2023年9月6日(水)
日中は雨。活力がないなー……。日付が変わる前に眠るがよかろ。
2023年9月5日(火)
夕方からは大気が安定せず雷が瞬いていた。ここ数日はだるさも手伝って生活が乱れているなあ。考えごとをせずにお布団へ行くべし。
2023年9月4日(月)
朝から宵のころまで大雨。挿し芽から育てている茉莉花のひとつと、一度切り詰めたすいかずらの枝先それぞれに花芽が付いており、香りを楽しめたらと思ってベランダから部屋へ取り込んだ。庭のくちなしにもつぼみがいくつか付いており、咲きはじめたらひとつ手折ってこようかと考えてる。ワクチンの追加接種の通知が届き、集団接種で最短の23日に予約を入れたところ。これで七回目になるのかー……。
2023年9月3日(日)

めずらしく早起きして外を見ると夜が明け空が色づくところだった。とっさにカメラを持って見晴らしのよい場所へ行き写真を撮った。日中は庭の奥の雑草を刈り払い機で刈ったり。夜になり友だちと電話&お酒。楽しかった。床で寝落ちしてしまいそうだから眠る。
2023年9月2日(土)
疲れてぐったりしていた。あと、ビデオ通話をするのは初めて。関係ないけれど気分が悪いから早めにお布団へ行くべし。
2023年8月31日(木)
一日分の炒め物をつくったり、洗濯ものをしてアイロンを掛けたり靴を磨いたり、買い出しのついでにNPOさんへちらと顔を出したり。なんとなく手に取ったヴェッキオ・アマーロ・デル・カポが心底おいしい薬草系リキュールだった。近しい味わいだとベネディクティンDOMが並ぶのだけれど、ベネディクティンが薬草<はちみつ感なのに比べて、今度のは薬草>はちみつ感。生産国イタリアでは食後酒扱いらしく、甘々で苦みばしったお薬シロップらしさがたまんない。この世で二番目においしい飲みものとしてベネディクティンを挙げてきたのがいま揺らいでる……。ちなみに一位はシャルトリューズ・ジョーヌ、三位はシャルトリューズ・エリキシル・ヴェジェタル。やっぱり知らないものに手を出してみると嬉しいことがあるねー。網戸越しに庭の虫たちの声が聞こえる。八月上旬の多様な声とは毛色が変わり、徐々にアオマツムシの声が優勢になりつつある感じ。