2019年9月14日(土)

冷房が要らない気温だと窓を開け放しておける。往来の生活音や風なんかの自然音を屋内に取り込みつつ寛げて、わりといい気候。明日は祖母の一周忌がある。それと、シュウカイドウ見物に出掛けるかも。

2019年9月13日(金)

霧の降る肌寒い日。夜半に掛けてこの曇り空は晴れる予報が出ており、うまく行けば十五夜の月を見られるかなあ、なんて思う。

2019年9月12日(木)

秋だなー。夜の湿度はあるけれど、冷房はもうじき要らなくなりそうだ。毎秋のカメムシ対策もやんないとね。朝晩が冷えるころ、奴らはより暖かい越冬場所を探して壁や窓に群がったり、屋内へと入ってくる。臭いと羽音でやられる前に、専用忌避剤をサッシと網戸に塗らねば。庭の桃色した彼岸花が二つ三つ咲いていて、これはあんまりどぎつい印象はなく、どちらかというとおっとりとした感じがする。

2019年9月11日(水)

プレピーを求めて立ち寄った文具店で懐かしいものを見つけた。ステッドラー マルス グラファイト777(グリーン)という名前のシャープペンシル。中学か高校生のころの僕は、常用の筆記具を三菱のユニホルダーへ切り替えるまで、主にこのシャーペンを使っていた。軸の内側が広いため、そこに暇つぶし用の紙切れを丸めて仕舞える。授業中の気晴らしに分解したり、中の紙切れを取り出して創作っぽい設定を練ったりしていた。……数年前に当のホルダー鉛筆を見つけ出して弄っていたとき、当時のしんどさを思い出して軽い目眩がしたものだった。いまは特段そういう感覚はないなあ。バーコードにドイツ製とあるこのグラファイト777、こうして存在してるってことはある程度の期間作られ続けているようだから、ステッドラーの定番商品なのだろな。なんとなく無銘かのように覚えていた。再び触ってみて思うのはその軽さ。すべて樹脂製の単純な構造をしており、軸はラバーぽい感触で掴みやすい。へー。しばらく手の届くところに置いておこう。

 

9月17日まで無料という触れ込みで吸い寄せられた『ベルリンうわの空』という漫画が面白くて、ただいま読んでいるところ。ドイツへの移民となって街や人々を観察する、という紹介でよいのだろうか。適応する力がつよい。今どき、日本で暮らすこととほかの国で暮らすことは、言語や交流のスキルさえあればさして違いはないのかも知れないなー。とはいえ、いまの僕は掛かった負荷を着実に外していくことが最優先で、焦りはあってもなくてもそれなりにきつい。9月18日から『ベルリンうわの空 ウンターグルンド』という連載が始まるとのことで、覚えておけたら。

2019年9月10日(火)

千葉方面の停電は、断水やガソリン不足を伴ったインフラの麻痺として継続しているそう。気温の高さはなによりキツいだろなあ。冷房/冷蔵が駄目なんだもの。

百均の入り口にハロウィン関連商品の陳列があった。気が早いなー。感覚的にはまだ八月が過ぎたばかりだよ。

遅い午後に、さあさあと降り注ぐきつね雨が辺りを通り過ぎていった。息を吹き返したかのような眩い景色の東側には虹が立っている。慌てて写真を撮ろうとすると、ものの数分でその虹は消えてしまった。あああ、逃げ足の速いこと……。驟雨のあとのアスファルトに陽光が降り注いだところから、もくもくと小さな雲が立ち上っていた。

シャワーを浴びる際になんとなく首の辺りへ目を遣ると、当社比でかなり焼けていた。それとやはり腕から先。夏に医師から指摘されていたことだけれど、日に焼ける程度には屋外で過ごすことが出来ていたんだなー。薄らぼんやりと設定していた目標がなんとはなしに達成され、別段の感慨はないものの、ごくわずかに気分が楽かもしんない。すべては曖昧である。

少し前に読んでいた宇宙でのインターネットのことを再検索すると、Disruption Tolerant Networking
Reliable Solar System Internet Connection
遅延耐性ネットワーク- 信頼性の高い太陽系規模のインターネット接続 というページが出てきた。あと惑星間インターネット – Wikipedia これ。地球や月面や惑星表面といった、通信の品質が同等な空間を、領域(region)として定義してる。「領域インターネット間のネットワーク」としての惑星間インターネットを、ひとまとまりのバンドル化されたデータでやりとりするのだとか。ざっと読んだ感じでは、中継点にバッファを持たせることが必要なのかなー。深海にも応用出来るみたいだ。情報を伝達する装置が、観測機器としての側面も持っているところが面白いなあ。

Twitterで取り沙汰されていた #オラ草が知りてぇ ワールドが楽しそう。流行りものを追う機敏さに欠けているので、なんとはなしに表層だけ眺めてる。これまで植物の同定はひとりでちまちまとやっていたから、野に放たれた仲間が網でわーっと囲われたみたいに集まってタグに絡まっているのは、とても面白そうでそわそわしてしまう。

2019年9月8日(日)

道の駅の産直で青唐辛子を一袋見繕った。これとうちの柚の木からもいだ青柚子を刻んで、柚胡椒を作る。

地元の鮎を食べたいなーと思っていたのだけれど、鮎の塩焼きには蓼酢がうまいよという記事を読んでいたから、先にそちらの蓼を探す散歩に出掛けた。あぜ道はちょうど草刈りが済んだところらしく、田んぼの縁に茂る雑草はまばら。蓼(ヤナギタデ)なんて雑草としてふだん見慣れているはずなのに、こうしていざ探すと見当たらないものだねえ。道すがら、近所の梨園が今秋の営業を始めたようで、でかく「なし」と描かれた幟旗がいくつか立っていた。まだしっかりとした陽差しに夏の気配が強く残留していた。

今夜から明朝にかけて、関東を縦断する台風による記録的なはずの暴風雨に警戒して欲しいと、ラジオや気象関係のTwitterアカウントが念入りに注意を呼びかけていた。のだけれど、日が暮れるころはまだ晴れて気持ちよい夕空が見えていたこともあり、PokemonGOで歩き貯め。明日までタマゴの孵る距離が半分なのだよね。ニョロトノを育てたところでほしのすなが切れた。ここ数年の秋は慌ただしくて気持ちにどこか余裕がなかったものの、こうしてゆっくり過ごしていると、この時期の夕時の気候はとてもよいものだなと思う。

2019年9月6日(金)

夕空に放たれたヤコブの梯子が雲ごと押し流されていくのを見た。いまくらいの時期は風が柔らかくて、屋外で過ごしやすい。

寄付してくれないかというWikipediaにコーヒー一杯分という額を投げ込むと、返ってきたメールに『いっぽう、意外に思われるかもしれませんが、寄付しない理由で多いのは金銭的余裕がないためというものです。』という文面があった。あー……。僕もかつかつだけれど、日々利用するwebサービスには対価を支払うことが、持続してそのお世話になるためによいのではないだろうか。それに、インターネットを不足なく利用するには、いまだって十分に無料だしね。

2019年9月5日(木)

街路樹として植えられていたヤマボウシの落ちた実を拾ってきた。これをホワイトリカーに漬ける。芳香はないけれど、この実は柿と梨を足したようで不思議な味がする。びわ酒は漬けてふた月経ち、そろそろ果肉を取り出し種を戻す頃合い。月末辺りからきのこやあけびなど諸々の実りの時期だ。容態の回復した友達の猫に、そのへんで採れるマタタビの枝など持って行けたらよいな。

ポケモンGOにて11月1日(金)まで、フィールドリサーチの大発見に花飾りイーブイが現れるとのこと。15/14/14のよろしいのを捕まえてニンフィアはこの仔だなーと決めた。スペシャルリサーチにブラッキーを育てるタスクが残っているから、そっちのためにもっと粘ろう。