2024年12月9日(月)

崩れた調子を立て直すのに一日がかり。何度も長湯して深部体温を温めたり、内臓のこわばりを探り当て緊張を解いたりして、夕方には持ち直してきた。つくづく思うのだけれど、じぶんの不安定さは変わらないまま立て直す手管だけは増える生き方であることよ。。。煩わされないというかたちで心身の健康が味わえるのはよいね。どこかに書いた気がするけれど、よいとわるいのあいだを往復していると、上向いてきたときに味わう「輝ける世界」みたいな感覚が、溺れかけたところから大きく息を吸い込むような新鮮さで迫ってくるのだよね。生と死の曖昧なところに長いこといたと思ってはいたものの、いまでもそれはあまり変わっていないのかもしれない。忙殺というのがその新鮮さを上回る不感症をもたらすだけで……。居心地のよい夜はいつでも春宵一刻直千金というものであり、もうしばらく夜更かし。

2024年12月8日(日)

日中は買い物。原付用の手袋ならスキー用品のが防寒性いいですよとひとから教えていただき、スポーツ用品店を覗いた。手にはめてみてこれいいねと思った手袋は値札がすごいことになっている。あれこれ見つつ今回は買うことはしなかったけれど、よいものがあるんだね。うちで過ごすうち体調がまた少し崩れてしまい、これ書いたら長湯して身体を温める。自律神経の失調や冬場のしんどさを緩和するのは基本的なことの重ねがけ。

2024年12月7日(土)

午前中のみ通所。資格のテキストはもうすぐ終えそうなので、受験日を年内に設定するか、年明けに持っていくか、そのうち問題集を解いて検討。体調はかなりましになってきた。

2024年12月6日(金)

午前中のみ通所。管理されたり飼い慣らされたりすることに向いていないな、と思う。いまやっていることは筋の悪いことなのかもしれない。具合もよくないので早々におふとんへ。

2024年12月5日(木)

午前中のみ通所。さいきん食欲が減っているのにいつも通りの量を食べようとして、げんなりしてしまう。思えば特にいつも通りに食べたいわけでもないのだった。こうしたときは身体の要求に従ってみるのがよいよ。よい/だめ、すき/きらいという判断について、内臓感覚はゆっくり静かに伝えてくるうえ体調に左右されやすいけれど、考えるよりは芯が通っていて根拠となるように感じられる。ネット上でチラ見したところでは、一日の日照時間が一年のうち最も短くなるのはきょうやあすなのだとか。冬の気候がいちばん心身に堪えるのは立春前、寒さの底にあたる一月末なので、個人的にはこれからが持久戦の本番なのだけれど、楽観的な見通しはあってよかろ。通所先で、ポートフォリオに使った写真をあちこちに飾りたいと申し出ていただいていたものの、そちらのコピー機では十分な印刷品質が得られないということで、断念されたりしたのだった。トラブルに巻き込まれたこちらに押しつけられたペナルティかなとも思ったけれど、そのかたは自宅に絵画をいくつも飾っている洗練されたひとでもあり、そこはこちらの作品に対する敬意と誠意をいただいたのだろなと思う。写真データをおすそ分けした別のスタッフのかたからは、お気に入りだという一枚を印刷して仕事用フォルダの後ろに入れていただいたのを、雑談の際に見せてくださった。疲れたときや憩いがほしいときに眺めるつもりだそう。実感がなかなか湧かないけれど、こうしたことはどれもうれしいことだと思う。たぶんね、つくったものに対してひとが好意的なアクションを物理的に起こしてくれるっていうのは、いろいろすごいことなんだよ。おなかがもたれるから早めにおふとんへ。

2024年12月2日(月)

のんびり。緑と花を楽しみたくて、ガラス鉢にヒヤシンスの’aqua’を置いた。ふと心当たりがあって検索すると、球根類は寒さを経験させたほうが地上部の生育がよくなるとか、初めのうちは暗所で根の生育を促したほうがよいとか、そんな情報が出てきた。直近のヒヤシンス栽培は2020年冬だからわりかし経っている。育て方ひとつにしても忘れてしまうなー。しばらく前から冬咲きクレマチスの’アドベント・ベルズ’も咲いており、こちらはあまり見てあげられずにいる。日々に忙殺されると花を眺める気力も失せてくるのだね……。もうしばらくしたらねむる。