きのうとは別の活動へ参加するなど。あとは暗がりで夜空を見つつ晩ごはん食べたり。食後に、ぬいのひとりの瞳をコットンとエタノールでぬぐったら、大きな黒目にハイライトが入るようになった。ちょっとお美しくてどきどきしますね。それからいっしょに夜の明るい曇り空を眺めていた。
2022年7月12日(火)
NPOさんの畑作業へ参加して、他の方々が野菜を収穫する様子を撮影させてもらった。あしたも別の活動に参加する予定だけれど、予報だと雨。読み込んだ画像をざっと眺めながら、高性能な機材に下駄を履かせてもらっていることを痛感する。でも、そのおかげで制作の役に立てそうだ。写真はこれまでのように一枚ずつ手癖で編集していては大変だから、水準はほどほどにしてひとまず一括編集→利用可能な状態へ、みたいなやりかたで持ち寄るつもり。精神的な疲労はあいかわらず淀みのようにそこにある感じ。少なくとも八月上旬まではNPOさん関連の予定が入っているから、ほかの日は積極的に好きなことをしたりのんびり過ごして、脳にかかる負荷やストレスを緩和しようね。でないとどこかで破綻する……。やりたいことやすべきことはいろいろあってはっきりともしており、それはありがたいことなのだけれど、こうして一日の終わりに思考から灰汁や澱を取り出していると、ぼーっとして時が過ぎていく。
2022年7月11日(月)
静かに過ぎた日。夏を過ごしている手応えが希薄。
2022年7月10日(日)
種から蒔いて育てた菜園のディルを、いもむしが棒にしていた。二本とも。おいしそうなセリ科だから、オルトランの効果が切れてきたら食害に遭うことは分かっていたし、こういうのって半分は生きものへの奉仕とか慈善みたいなものだとも思う。それはそれとして、ひとがヨーグルトへ入れたくて楽しみにしていたディルを食い散らかしたつけは、美しくなるだろうその身体を見せることで支払って欲しいけれども。大きくなりすぎて倒れた隣のフェンネルにもいもむしはついていた。そのフェンネルが咲かせる細かく黄色い花と、庭のクレマチスの白い花を摘んできて、綺麗だからととっておいたびんへ活けた。そんなのや石油ランプの明かりや夜空を相手に晩ごはんをもしゃもしゃしていると、それなりにくつろいだ時間を過ごせるんだよね。そしてさっき夜の散歩をして戻ってきたら、びんに活けたその花たちが綺麗というか、花というものが身近に迫ってくる感じがしたのだった。地植えや鉢植えの植物ばかり相手にしているけれど、自分の生活圏内へひととき連れてくるという方法は、また違う角度から花を眺めることなのだな……。頭痛を感じるから眠る。
2022年7月9日(土)
NPOさんのところでイベントや情報誌の打ち合わせなど。その関連で参加予定の枠が来週と再来週に並んでしまった。しまったというのも変だけれど、そうした予定をこなすためにしばらくは体調管理優先で過ごすつもり。必要なことだからするだけで、できればいまはひとりで過ごしたい。
2022年7月8日(金)
日中は風が強かった。あいかわらずしんどい日。初めて入る喫茶店がそこまで長居する感じではなかった。というか、そんなことを気にするような体調だったことを、店に入ってから実感した。安倍元首相が亡くなった報道があり、日没以降は情報から少し距離を置いて、晩ごはんを相手に暮れゆく空を眺めたり、うちの仔たちと月や星を眺めたりして過ごした。月が木立の端から空へ抜けるとき、急に明るくなるのが驚きだった。天体の移動速度を肉眼で確かめる機会は多くないから、それらがじわじわと空を横切るのを目の当たりにすると意外な感じがする。
2022年7月7日(木)
期日前投票を済ませた。体調はあいかわらずだめ。
2022年7月6日(水)
温底に変わった台風の通過があり、青空は見えながらも風が吹き荒れる日だった。そこそこしんどいな……。
2022年7月5日(火)
細々としたことで過ぎ去りし日。のんびり。
2022年7月4日(月)
ぐったりと過ごした休息の日。予約の入っていた病院や薬局へ通いながら、自分はいま、かなりぼんやりとしているなあと思った。あしたは身のまわりのことを立て直して普段の生活へ戻ろう。旅のさなか、帰ることも考えないくらい際限なくこうしていたい、と考えていた。それから留守のあいだに、複数の茉莉花からつるがものすごく伸びていた。置かれていた条件から察するに、この植物は日射はさほど要らないけれど暑さは大歓迎という、熱帯の日陰の子だな……。いまは花盛りの周期でもあり、透明なよい香りが漂う。台風が近づいているとのこと。
