花火大会を遠まきにみた。疫病対策なのか打ち上げのみとのことで、どこか近場の田んぼから眺めようかと思って出かけた。絶好の見晴らし地点はあるけれどそこは人が集まるんだろうなーと、そのまま通り過ぎるつもりで現地へ来てみたら、まるで桟敷席か人波みたいに来訪者が密集していた。あー……。そこから移動して、他に人影も少ない田んぼのへりでしばらく打ち上げを見るなど。光も綺麗なんだけれど、音と衝撃が気持ちよかった。明日は猛暑らしく、山へ出かけるならこのタイミングかなと思う。ことしも『ムーミン谷の夏まつり』を読み終えた。
2022年8月14日(日)
夕方はカメラを持って地元の住宅地を二時間ばかり歩いた。クロップ切り替え機能をカスタムボタンへ割り当てて使ったら、これがとても便利だった。片手操作で擬似的に、二つの画角を行ったり来たりできる。α7R IIIのセンサーはむやみに高解像度なので、それをAPS-Cサイズにクロップして使っても、以前の手持ちだったK-50の解像度を上回るのだった。ペンタックスの31mmはKマウントの切り札だけれど、そうしたレンズで標準域とスマホ画角をカバーする使い方が一度にできると、使っていて楽しい。もっとさっくり持ち出して撮り歩きたいところ。
2022年8月13日(土)
台風はそろそろ海上へ抜けるそう。雨は降っても吹き荒れる感じではなかったけれど、ラジオからは各地の大雨や避難情報がひっきりなしに入ってきた。あしたは晴れるようだから、今夜は早めに眠ろう。十数年も前にかぶっていたキャスケットを洗って繕って、たんすへしまった。
2022年8月12日(金)
きのうに引き続いてぬい二名と帽子を洗い、汚れはいい感じに落とせた。
2022年8月11日(木)
ぬい一名を洗って乾かしたり、『ハウルの動く城』を観たり。ぬいのほうは皮脂汚れと以前喫っていたたばこの黄ばみが問題だった。それについては、燃料用アルコールを水で薄めたもので念入りにゆすぎ、それからえり洗い洗剤でもみほぐすように洗い、お湯でよくすすいだことで、とてもいい感じに汚れが落ちた。ブラシで梳かしてふわっふわ。ほかの仔もこの方法でいけそうだけれど、大きい仔はどうしようね……と『いつまでもきれいに! ぬいぐるみのお手入れ (NHKまる得マガジン)』(NHK出版)をめくったところ、「おなかの中綿だけ取り出して嵩を減らした状態で洗う」方法が載っていた。これについてはいずれ。『ハウルの動く城』はばちっとした感想が出てこないけれど、観てよかったと思う。かごめかごめで相手を意のままにする魔法とあの先生、怖いよ。それにあの人は終始一歩も動いてなかった気がする。老けてしまってからの荒地の魔女がいい味出していた。ハウルのようなひとたらしかつだらしがなく異性から執着される人って、たしかにいそうな気はするけれど、遠巻きにしたい存在だなー。
2022年8月10日(水)
NPOさんとこで半日のあいだなにかしら作業。その合間にひとり入った喫茶店ではホットサンドとラッシーがおいしかった。前週の子供たちが撮った写真を展示するための準備があり、その場で推し進める感じの作業であったけれど、展示物はまあまあの感じに仕上がったのでは。自分はやはりまだぼーっとしているなあと思った。帰り道に夕立に降られて雨宿り。
2022年8月9日(火)
なにごともなかりし日。
2022年8月7日(日)
最近過食してるなー。徐々にでよいしそうするほかないけれど、このへんでやるべきことをしっかり設定したほうがよいのかも。ただ、疫病の流行状況もあるから、いまは体勢を立て直しておく取り組み期間くらいのあんばいがよかろ。感染者数のグラフを見ると八月に流行りやすいのかなという印象があり、実際に第七波はピークを描きつつあるから、九月には(相対的に)行動しやすくなっているかも。
2022年8月6日(土)
のんびり。
2022年8月5日(金)
定期通院先へ。あいかわらず怒りに執着しやすいと先生に話すと、それは繰り返すたびに慣れが生じて自分でハードルを下げてしまう/または自己正当化を強めてしまうのでは、人間関係ではどちらか一方が完全に悪い/よいということはまず無いことを考えれば自分を棚に上げにくいはずでしょう、と仰った。怒りは繰り返すと娯楽や中毒と化すのではという自分の質問に、それは私はちょっと意見が違うかなあと述べられつつ上記の会話。これは勘所らしいと思ったから書き残しておく。『パターソン』観た。密やかに詩を綴るバスの運転手の、わりあい淡々と過ぎゆく日々。一見すると起伏が少ないようにも思えるけれど、パートナーの人柄を含め、創作をするひとにとってこうした生活は理想的なのだろな。そういう視点では、ひとつひとつの出会いもなにかかけがえのない意味を持つようで、すぐ隣にありうる生活を描いた作品なのかもしれない。終盤に登場する日本人だけはすこし唐突に思えた。それから、画面の色彩やその配置がずっと綺麗。とっておきのパイを切り分ける構図にどこかで見覚えがあると思えば、同じ監督の『コーヒーアンドシガレッツ』だった(さらにルーツがあるかもしれないけれど分からない)。今さらという話だけれど、α7R IIIの設定を、説明書を読みながら一通り触った。たとえばAF-C/ロックオンAF/瞳AFを組み合わせると、運動会でつねに子供の顔にフォーカスを当て続けることができるんだなー。草花や風景ばかり撮っているからオーバースペックではあるし、ペンタックスのエントリー機で鍛えられた身からすると「ある一点に焦点を合わせるのに、単純なAF以上の機能いる?」という気も、しないではないよ。空を撮る際においしいのは地平線近くの雲であり、そういうののために77mmをもう一度手に入れられたらよいのだけれど。とりあえず31mmをカメラへつけっぱにして、APS-Cサイズへのクロップ機能を手頃なボタンへ割り当てた。あとは適宜切り出して編集で乗り切る。
