2015年4月23日(木)

土日あたりから一睡もできていない気がする。さすがにどうかしてると思って昨晩お茶を淹れ、飲んでいると、急に身体が重くなり沈んでいくような感覚。今夜も同じ夜になりそうだからせめて、目覚まし仕掛けて目を閉じていよう。

2015年4月18日(土)

知らぬ間に貯めこんでいたクーポン券全て使って、Pyramidの2ndアルバム「TELEPATH」の中古を取り寄せた。いつの間にか聴いていた、という表現がしっくり来るさりげない心地よさ。廃盤でプレミアがついていたため、今までCD媒体で聴くのを諦めていたのだが、「市場から姿を消す前に」というレビューのこの機会に手に入れてよかった。だいこんおろしと水で過ごしていた身体に音が染みていく。

2015年4月17日(金)

Pyramidの1stアルバム「PYRAMID」を買った。昨日、僕の耳がそこそこ肥えていたお墨付きをもらったので、そのご褒美。横好きでも継続でそれなりに様になっていくものなのだなあ。いまから力を抜いて聴こう。

2015年4月14日(火) 雨の降る濡れそぼる

  • たばこのアロマ・バニラが何年か前に廃盤となっていた。しょーっく
  • お茶の露地栽培北限らしい地元で新茶の美味しいのが販売されているそう。静謐とか言ったか
  • 今月二十日から地元の酒蔵の造る蜂蜜のお酒が小売店に展開
  • ギター、アコースティックギターを弾くひとが締めくくりにきゅっと鳴らすのはフレットというものだそうな
  • 「テーブルの上のファーブル」を取り寄せ。いつ読むか見当つかない
  • 八重桜の花をいま摘まないと塩漬けにする機会を失うよ

些末な好奇心から連ねておくと、アロマ・バニラをたまに喫っていた大学の先輩がいて、その人は不思議に大人びた魅力のある方だった。……ほとんど交流の無かったゆえの偏見だったかも知れないが。

喫煙率の高いサークルで、僕は一時周囲の性格と喫う銘柄をこっそりメモしていたことがある。アロマ・バニラは僕も昔から気まぐれに喫っていたので覚えがあるが、かすかに甘く香る、喫味も副流煙も控えめなたばこだった。ボックスのデザインはお洒落なベージュ。

憧れというならそのたばこのように淡すぎたし、そうだったとしても今なお他のあてがいて。閑話。

いま、波津彬子さんの幻想綺帖(1)をちらっと読み、藤の森のおぢいという短編があった。長いこと本棚の肥やしにしていたのだけれど、こんなとこできつね用アンテナが感応していたとは。確かこの漫画は榎本ナリコさんの時間の歩き方をもとに古本屋で見つけたものではなかったか。検索すると確かに、眠れぬ夜の奇妙な話コミックス。

あっさり書いて今日はおしまい。眠れぬ夜。

2015年4月12日(日) 投票かんりょう

ナショナル ジオグラフィック日本版の購読から今月が十年目であることに気付いた。途中で数回途切れることはあっても補填し読んできて、今に至る。感慨とか沸かないけれど、本棚の幅だけは積み重ねだなあ。

日経BPそれ自体の経営がごたついていた折、日経サイエンスも併せて読んでいた。ただ、自分には合わない雑誌だと思ったこともあり、そちらの購読は一年きっかりでやめた。同時期のナショジオ日本版は「採算が合うように印刷の質を落とすかも」と言っていて、結局はこちらの発行も僕の契約も乗り越え、今なお麗しい写真と知見の塊が手元に届いている。

読み耽っていても僕の身に付く知識はさして増えないものだなあと思うし、そのわりに楽しんでいるじゃないかとも思う。部屋の壁に貼り付けている僕特製の地図、あれはミラー図法の世界地図で、ナショジオをとり始めたころ、他所でダウンロードした地図を自分で印刷したいと思い拵えたもの、の第二作目。A4の光沢紙を縦横20枚継ぎ合わせており、赤道まわりで450度あるから三大洋が綺麗に入る。かなりお気に入り。

この十年の継続とは別にナショジオ2004年9月号だけは特別に、巻末の青い月のホッキョクギツネ目当てで本棚に置いてある。自分のきつね好きの趣味はこのホッキョクギツネの写真を起点として、後天的に積極的に獲得したもの。教訓めいて書くなら、好きになろうと思えばなれるってことをそこから学んだ気がする。

手持ちのデジ一PENTAX K-50に搭載されているCTEというホワイトバランス、このCTEは光に対して不思議な反応を起こすので、夜明けの空を撮るのにもってこいだと思っていたのだけれど、モードとしてはペンタックスの独自拡張らしい。LightroomではCTEに対応していないため、それを使いたい場合はデジ一本体での内部現像に依存してしまう。ただ便利ってわけに行かないことは、むしろそれが普通で、やっぱり残念だ。

ああ、夜の温泉行きたい。

2015年4月8日(水) 今夜は眠れそう

youtubeへアップロードした動画に英語のコメントが付いていた。

「陽の降り注ぐSFSUの近くでクルマの座席を蹴倒して、このアルバムを聴きつつ居眠りしていました……」

今日は雪が降った。朝、濡れ雪と大気の冷たいこと。四月六日や二十三日が低温の特異日なことを鑑みると、この時期は寒の戻りでまだまだ冷え込む。

二枚ほど雪景の写真を撮影。以前、定期的に個展を開いているという写真講座の講師が、二日間の街撮りでフィルムにて五千枚撮ったから寝る間を惜しんで個展へ向けて選別している、という話をしていてくらっとした。個人的には、どうでもいいマニュアルフォーカスのぼやけた一枚が切り込み要員であることも大切にしたい。僕はようやくMFとAFの切り替えを確かに覚えつつあるのだ。祝福。

二十二日深夜から二十三日明け方にかけて、こと座流星群が見ごろ。日本では明け方以降に極大なためタイミングが厳しく、先の話になる。

追記:サーバーの調子が思わしくないようで、今日のアップロードを諦めて寝しなに入る。

更に追記:eo光の周辺でDNS攻撃の被害があったらしく、このサーバーも巻き添えを食らっていたみたいだ。

2015年4月7日(火) やはり星空のラジオを聴く

椎名誠のあやしい探検隊が新たに出ていたことをナショジオのWebコラムで知る。”あやしい探検隊 北海道物乞い旅”。探すか。

先日はアフリカ行きを再読。遠い場所でビールを飲んでいたらソ連が崩壊していたという下りに、時代の変節点が持つ熱に近いなにかを感じる。パタゴニアの風とタンポポの物語はなぜかハードカバーで持っているし、僕の文章がシーナ節にいくらか影響されているのはここを読んでの通り。

明日は冷え込むらしい。花冷えという表現はなかったか。

2015年4月6日(月) A・O・Rの録音を聴いている

アストロアーツからステラナビゲータ10の出荷通知が来ていた。

ラジオ深夜便とその合間に流れるNHKニュースをradikaで録音していて、例の中東の武装集団を「過激組織アイエス・イスラミックステート」と表現するようになり日が経つ。一方、読売新聞では「イスラム国」表記。他の新聞やテレビ・オンライン記事は定点チェックしていないため、知らぬところでなにか確執でも起きているのだろうかと検索した。ら、報道機関の一部で今年二月下旬から、イスラミック・ステートの呼称や表記を変更する動きがあるらしい。これは傾向としては国内外で同様みたいだ。

どうでもいい話に戻すと、IEコンポーネントでGoogleの検索結果のヘッダーが変わっていた。1emほどの無駄な空白がある。ATOKでくうはくって変換すると​の候補。なにこの参照。

更にどうでもいいこと。放置アカウントなTwittbot.netのボットへ仕込んだ自動リプライが連鎖したらしく、心持ちがよくない。つーか苦しい。僕と僕の胃と腹が。人生の悪ふざけをまとめて見直す時期に来ているかも知れない。

明日の夜はMISIA星空のラジオか。眠れているといいのだが、今夜でさえ。

2015年4月5日(日) 日付が変わってしまった

システムイメージとデータドライブを健全でいる外付けハードディスクへバックアップ、のち複製など。しばらくはたぶん、おそらく、大丈夫なんじゃないかな。

スケジュールを組むには重く、光磁気ディスクもオンラインストレージも頼りないから、『カネも後ろ盾もねえから猿みてえに必死で知恵つけなきゃやっていけねえ』ということであやしつつ運用している。

いざとなればこのアルミ筐体ひとつの中身が無事であればいいし、僕の記憶の不確かさは、黒鉛にまみれたノート大小三冊が物語っている。

システムが電気を食っているあいだ、暇を見つけては本棚に手入れなどしていた。そこへ猫がやってきて前脚をかける。ソラシドはとうとう読みかけのままとなり、次の冬までお預けだろう。妖狐伝義経千本桜を手にとって検索すると絶版マンガ図書館がトップに出て、彼女を放り四冊抜き出す。なんとひきこもりな雨降りの日。

桜の満開というのは七分咲きを指すらしい。八重や山桜は咲くのも散るのも遅いけれど、今年はどうだろ。八重桜の花はキャベツの味がするという文章を読み、庭のしだれ八重に目をつけた。遠景と雨が煙ったままだ。毎年どこかで桜のことを書く気がしている。