2018年3月24日(土)

仲野順也さんの3rdアルバムに入っている「Lemuria」「Iris」がいいよ。僕はオンラインの同人音楽に馴染みがあり(聴くほう)、こういう粒の揃ったエレクトロニカで恍惚となれるほう。

2018年3月19日(月)

このごろ良いなと思うのは、夕方の時間のことだ。日が傾くときには、空の変化には緑色をした空の領域が含まれていて良いし、ゴールデンアワーやマジックアワー、ブルーモーメントを経て訪れる宵闇に、快楽と近しいものを感じる。去年の梅雨時に書いた「青い日没に黄色い灯りはほっとする」もそんなもの。

2018年3月14日(水)

猫は脾臓を摘出したよ。

血液検査のヘマトクリットの値が昨日27%→今日18%(検査機器の違いもあり正確な値ではないかも知れない)という数字で、人間側の動揺は伝わるだろうか。猫の食欲不振から検査での疑わしい箇所や家族の合意、そして手術までなんとか間に合い、しかも上手く行った、と言って良いとのことだった。子どもの握り拳大にまで腫れ、血らしい黒い部分が混じった脾臓を、破裂する前だったといった説明とともに見た。

幸運が重なったことに今ここで感謝したら、この先で頼りにするものが無くなりそうだ。ああ、でも、幸運だったのだと実感の無いままに思う。あの時は家族三人の判断も揃った。手術を担当して下さった医師から、退院や抜糸の予定があることまで説明されてる。尿と組織の検査結果が判明するのは後日になるため、現在は猫を医院のICUに入れてもらい、術後のショックが起きないことを待っている段階となる。

あとでなにかメモして今は眠ろ。

2018年3月13日(火)

動物病院で猫を診てもらったところ、脾臓にしこりがあるかも知れないとのこと。それで明朝、より設備の整っている宇都宮の病院へ猫を入院させ、中を診る開腹手術のついでに取れるものなら取ってしまおう、ということになった。家族皆で医師と意志決定をしたのも幸いしたのか、明日の予約は今日の説明の際、直ぐさま取得して頂いた。

穏やかで美しい、薄墨を流したかのように色合いの滑らかな夕暮れだった。七年前の今ごろもこんな空をしていたかも知れないと思う。

2018年3月12日(月)

猫の食欲がない。動物病院へ連れて行くも、今日は院長が出張していて休業日だった。明日になればなにか分かると思う。猫はなんだか今、ロフトベッドの上。

福島の地酒の「人気一」は値段のわりに香りが膨らむ日本酒で、燗が美味しかった。またのみたい。

それから、NETFLIXから入ったBLAME! のコミックス面白いよ。ただ今改訂版の第1巻。

2018年3月9日(金)

シーモアさんの映画観たよ。思っていたよりも内面の話で、こちらに若干の戸惑いがあった。そして僕は、冬のあとに雨が降ったくらいで心が潤っているなあ。

2018年3月7日(水)

motoX4にデータや設定を移し替えてる。USB Type-Cのコネクタは表裏が無くなって丸いフォルムしてるね、初めて見た。十数年ものあいだ、USBの規格のために端子の上下を気にしていたから、この「差し込むだけ」という利便性は心の底から歓迎する。物珍しいダブルレンズは追々使うことにした。

初めての手帳として今年からほぼ日を使っているけれど、来年はこれでないなにか別の手帳にしよう。ものはとても良いんだ。ただ、中の人の、優れた者から学ぼうって姿勢がどうもなあ。僕はそこにべったりでなくて構わないと思った。

明日と明後日もまた、雨や雷の予報になってる。