2024年12月9日(月)

崩れた調子を立て直すのに一日がかり。何度も長湯して深部体温を温めたり、内臓のこわばりを探り当て緊張を解いたりして、夕方には持ち直してきた。つくづく思うのだけれど、じぶんの不安定さは変わらないまま立て直す手管だけは増える生き方であることよ。。。煩わされないというかたちで心身の健康が味わえるのはよいね。どこかに書いた気がするけれど、よいとわるいのあいだを往復していると、上向いてきたときに味わう「輝ける世界」みたいな感覚が、溺れかけたところから大きく息を吸い込むような新鮮さで迫ってくるのだよね。生と死の曖昧なところに長いこといたと思ってはいたものの、いまでもそれはあまり変わっていないのかもしれない。忙殺というのがその新鮮さを上回る不感症をもたらすだけで……。居心地のよい夜はいつでも春宵一刻直千金というものであり、もうしばらく夜更かし。

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